年末になって冬がそろそろ本気を出してきたかな。
そう感じる今日この頃です。
わたしは現在、山間地の古い住宅(実家)で過ごしているので
うっかり軽やかな服装で廊下に出たら最後。
文字通り凍りつく寒さに震え上がる羽目になります。
こんな時期ですが、サイクリングを楽しむことは可能です。
もちろん、ちょっと工夫が要りますが
観光客少なめでゆったり楽しめるのはメリットです。
この時期の大敵、風対策を書いてみます。
※カーブを曲がった先で風向きが変わることがあります、要注意!@三原市
地域的な特徴を理解する
まずは、土地ならではの気候の特徴を
ざっくりでいいので把握しておくと心強いです。
しまなみ地域は一年を通して温暖。
よく聞くこの言葉の印象なのか
晴天で穏やか、かつ風もそこまで吹いていない。
そう思っている方も少なくないと感じます。
でも実際のところ、沿岸部は特に風が強いです。
大陸からの風を直接受ける日本海側と「比較すれば」
穏やかと言えるかな、レベルです。
思ってたのと違う!とならないために
以下ご記憶いただけたら。
・沿岸部の風はそこそこ強め
・向きは北西のことが多い
気をつけるべき場所を理解する
二つ目は、強風のとき危険な場所を知っておくことです。
・橋の上
・カーブを曲がった先
・建物の切れ目
・トラックの通過直後
それぞれ説明します。
橋の上は、横を遮るものがありません。
吹きっさらしになるので、横風に注意が必要です。
体重の軽い方、特に小柄な女性はいっそう慎重に走行してください。
何かあった時のために、グループライドは車間広めが吉です。
(車間を詰めることによる、風除け効果が反比例するのは痛いですが)
そして、あまりに強風のときは、無理せず、
船やバスでのショートカットも賢明です。
カーブを曲がった先は、風向きが急に変わる可能性があります。
うっかりハンドルを取られて、車道に大きくはみ出してしまう。
そんなヒヤリハットにご用心です。
建物の切れ目というのは、風の通り道になっている場所のことです。
建物に限らず、樹木や塀などが続いていて、その切れ目となる部分。
急に風がブワッと湧くような感じになるので
カーブの先同様に注意ください。
トラックの通過直後も、風圧に注意する必要があります。
通り過ぎた時のつむじ風にバランスを崩さないように。
防風ウェアを身につける
最後は、身につけるものに関する対策です。
体を冷やしてしまうと、体調を崩しやすくなるだけでなく、
パフォーマンスも判断力もダダ下がり。
とても危険な状態となるので、保温が大事です。
風の冷たいこの時期は、防風素材のウェアが基本。
寒がりな方は腰まわりにカイロを貼るなど
追加で対策して、冬のサイクリングを楽しみましょう!