現在、生家で旅人を受け入れています。
6月からは、佐木島でゲストハウスを開業します。
他にもいろいろ仕事がある中、なぜお宿をやるのか。
何がモチベーションになっているのか。
どこに楽しみを感じているのか。
わたしの思いを書いてみます。
※自分ひとりでは行くことのなかった場所へ出かけるきっかけも、人付き合いからやってくる@三原市
様々な考え方に触れられる
いちばんは、多様な考え方に触れられることです。
昔からの友人、仕事繋がりの方。
ましてや家族とだけの関わりでは、考え方が凝り固まりがちです。
1を言えば10がわかる。そんな関係は確かに気楽ではあります。
でも、わたしは常に何か新しいものが欲しいタイプ。
そうなると「いつものあれ」だとだんだんとつまらなくなってくるのです。
そうなると文化も習慣も全く別の世界に生きる人間との関わりは
それ自体がこれ以上ない最高のエンターテイメントになります。
そうきたか!とハッとさせられることの連続ですから。
もちろん、10を言って1も伝わらないもどかしさもありますが。
最近で言うと、ルクセンブルクから自転車でやってきた(シルクロードと山々を超えて)
サイクリストの旅路に驚きました。そこ通る?と。
台湾、沖縄、そして奄美諸島を経て九州へ。
時間とか、お金とかではなく「行きたい」を先立たせる思考に恐れ入りました。
自分が旅をしている気分でお得
二つ目には、自分が家にいながら旅気分に浸れることです。
ホストとの交流を望むゲストは多いもの。
彼らとのやりとりで、旅の話を聞いていると
こちらもまるで共に旅をしているような気持ちになります。
今から1000メートル級の山を超えていくって言うのに
麓ででっかいスイカをお土産に、と渡されて、苦笑いだったよ。
でも頂上で食べるみずみずしいスイカは最高だったね。
素敵なキャンプ場があると聞いて行ってみたら、
外国人は宿泊できないって言われて、残念。
中国では、Googleマップにしろ、
普段当たり前に使っているアプリがちっとも使えないんだよね。
韓国も中国も、超キャッシュレスだったので、
日本の田舎は現金が使えてちょっとホッとしてるよ。
などなど。
日々に刺激を期待できる
三つ目は、たとえ一人暮らしであっても、
決して寂しい思いなどしないことです。
習慣の違いによるトラブルもなきにしもあらずですが
(日本のトイレは超優秀と思われていて、なんでもゴミを流す、とか)
それを上回る良い方向の刺激にあふれた日々がやってきます。
家族のようにずっとベッタリでもない。
友人のように気を使いすぎる必要もない。
程よい距離で関われるのも魅力のひとつです。
お宿の運営は、頭の体操にもいいんじゃないかな、
と踏んでいるので、本格始動する6月が楽しみです。
一般宿泊は、Airbnbで受け入れます。
ページが出来次第案内しますので、お楽しみに!