わたしは小さい頃から母の影響で旅が好きです。
幼少時は、休みとなれば出かけるのが常でした。
今はお宿をしながら、しかも1人と1匹で生活しながらですが、
月に1回は必ず遠征をしています。
お金はかかりますし、猫のお留守番係も手配必要です。
それでも旅が止められない魅力をお話しします。
旅そのもの以外のところで考えてみました。
※若狭からの帰り道で見かけた紫陽花の壁@福井県
暮らしがシンプルになる
一番の魅力は、暮らしをどんどんシンプルにできることです。
持ち物もそうですし、家の設備に関しても言えます。
人間の注意力には個人差があれど限界があるので
気をつけよう、とすることを極力減らすのが私のやり方です。
持ち物が多ければ多いほど動作が複雑になりますから。
服の数は最大限減らしています。
日用品も服も、旅行用を設定しません。
普段使いのものを旅行にすぐ持っていけるような仕分けをしています。
歯ブラシ、洗顔料などの日用品を含め、
出かけると急に決まった場合でも5分かかれば飛び出せます。
旅は特別なものではなく、日常の延長のイメージです。
そう考えると、旅に持っていける物量で普段の暮らしを遂行する、
に近づいていくのでは、と思っています。
脳みそへの刺激がある
2つ目には脳みそへの刺激が大いに得られることです。
旅となると普段の自分の環境をそのまま持っていけるわけではないので、
何を持っていって何を置いていくのか。
それを考えるだけでもすでに頭の体操です。
先日福井県の若狭に旅をしましたが、自分が暮らしている瀬戸内より
多少涼しいと予想し服の良いなどをしました。
結論大して気温に差はなかったのですが、調整が可能なものを持っていったおかげで
予想以上の大雨の中でも快適に過ごすことができました。
行く先が人の家なのかはたまたキャンプ場なのか、
あるいは空調の行き届いたホテルなのか。
たとえ地域が同じでも、設備によって持ち物は大きく変わります。
正解は無いですが、自分にとって何が最適かを考えるのは
脳みそにとって良い鍛錬になると考えます。
人との交流が勝手に増える
3つ目には人との交流が自動的に増えることです。
同じ日本といえど、少し離れただけで文化がまるきり違います。
それが海外ならなおさらです。
普段通りに行かないことももちろんありますが、
地元でずっと同じ場所にいたら、絶対に関わることがない方とほぼ自動的に関わることができるのが旅の魅力です。
人との交流そのものも楽しいですし、自分の日常を客観的に捉えられる絶好の機会にもなります。
異なる地域で暮らす仲間と、食習慣の違いを話したりするのも楽しいですよね。
また立ち寄ったお店でどこから来たの?
と話しかけられてそれに答えるだけでも、自分のクラス場所を客観的に見られて良いことだと思っています。
旅の日常化、おすすめです。