良いお宿には何が必要?

先日、cofuniaという名の奈良、天理のお宿を利用し
古墳の麓に泊まるという、ちょっと珍しい経験ができました。

「あなたの思う良いお宿は?」

こんな質問が利用後アンケートにあったので
あらためて考えてみました。

自分自身のこれまでの経験を振り返ってみて
大事にしているのは、以下のポイントです。


※古墳の上からおはようございます@天理市

自宅のようにくつろげる

何より大事にしたいのが、くつろげることです。

これ以上ない癒しである愛猫のいる自宅と
完全に同じ環境はもちろん難しいです。
(HomeExchange であればできそうですが)
それでもそれに近い状態でゆったりできることを望みます。

お宿として室内が整っているのは大前提として
ありがたいな、と思うのが、日常動作をスムーズに行えることです。

例えば、

・部屋の電気をつけるのに、リモコンがわかりやすくテーブルに置いてある
・無駄な調度品がなく、必要なものがわかりやすく格納されている
・Wi-Fi接続情報がQRコード化されている

もちろん、リネンが気持ちいとか、ベッドが広々しているとか。
部屋の窓からの眺めが最高とか。

そういったこともありがたいのですが、
それ以上に、自宅で難なくしている普段の動作がしやすいのは
居心地の良さに貢献していると感じます。

非日常の楽しみがある

二番目は、非日常の楽しみが何かしらあることです。

家の敷地に古墳がある(むしろ逆で、古墳の横に家と言うべき?)
という今回のお宿もそうですが、
旅だからこそ、いつもと同じ毎日から離れた刺激があると
なんとも嬉しくなります。

これまで心に残っているのは、

・昔の書生さん気分になれる四畳半の部屋
・遊郭建築をそのままお宿にした不思議な雰囲気
・現地人になった気分で香港のマンション暮らし
・お姫様気分になれるレトロ・ロマンチックな民泊

です。

くつろぎたいだけでなく、非日常も同時に味わいたいとは
我ながら贅沢だとは思いますが。

リーズナブル

三つ目はリーズナブルであることです。

あえて英語にしたのは、「安ければ安いほどいい」
という意味では決してないからです。

もちろん低価格で素晴らしいお宿に泊まれるなら
それ自体はとてもありがたいことです。

さらに、宿泊して過ごす時間、そこで得られるものに対して、
こちらから支払うコストがピッタリ。
楽しみをもらいすぎているとも、
コストを負担しすぎているとも感じない。
そんなふうに思えるお宿を見つけたときの喜びは果てしないです。

物件入手はまだですが、自分自身が大切にしているポイントを押さえた
お宿を作り上げたいものです。

 

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