レンタサイクル借りるならどれがいい?

先日、東京、千葉、福岡から友人が
わたしの暮らす三原市の離島、佐木島に来てくれました。

しまなみ地域にきたなら、サイクリングでしょ!
と言うわけで走ってきました。

人生ン10年、未だかつて一度もスポーツバイクに乗ったことがない。
そんな方もいたので実はちょっと心配もしていたのですが
予想以上にとても楽しんでいただくことができました。

しまなみ界隈はレンタルサイクルの種類も選び切れぬほど豊富ですし、
何より途中で、船なりバスなりに切り替えることも容易にできるので、
自転車を気軽に楽しみたい方には本当にオススメな場所だと改めて認識しました。

とは言え、全くの初めてだとどんな自転車を借りるべきなのか、
もう一つよくわからない方も多いことでしょう。

ですので、それぞれの特徴をまとめてみます。


※多種集まりました!@向島・尾道市

電動自転車

最もお手軽かつ価格もお手頃なのが電動自転車です。
カゴが付いたママチャリ型の電動タイプになります。

例えば、大手のしまなみジャパンですと、
2025年6月時点で1日のレンタル料金は4000円です。
どこにでも乗り捨てでき、その場所を当日決めても良いことを考えるととてもお買い得です。

そして普段自転車で長い距離を移動しない方にとって
とてもありがたい特徴があります。
それは乗車姿勢です。ママチャリとあまり変わらない乗り方ができます。
そして荷物を運ぶカゴが付いていることです。

手ぶら移動のための荷物運送サービスもいくつかあるものの、
そこまでは、と思う方もいらっしゃるでしょう。

だがしかし、旅先というもの、買うつもりがなかったお土産で
荷物が倍増してしまう、なんて事は多々あります。
そんな時に体にそこまでの負担をかけずに持ち運ぶことができます。

ただ難点もあり、それは意外と車体が重たいことです。
筋肉量が減っている高齢者だと、乗り降りや駐輪の取り回しが案外辛いです。
乗っている間はいいのですが。

クロスバイク

カゴはついていないけれど、とにかく軽さが売り。
そして乗車姿勢もロードバイクほどには前傾にならなくて済む。
そんな美味しいところどりな車種がクロスバイクです。

お値段もママチャリ型電動自転車にちょっと上乗せする位で利用できます。
普段ママチャリで走っている方からすると、
車体重量が軽いことによるメリットが半端ないのが特徴です。
実際友人は、重ためのギアでも結構上りやすい!と驚いていました。

ただ荷物はリュックにする、減らすなど工夫が必要です。
そしてそこそこ長い距離、不慣れな方なら50キロで十分でしょう、
を走ったときに、肩が痛くなったり、腰に負担がかかったりしやすいことにもご注意ください。

ミニベロ(小径車)

最後にミニベロです。
尾道でもこのところ見かけることも多くなりました。
おしゃれな雰囲気に惹かれて、レンタサイクルを希望される方もいるでしょう。

お店によっては、最初からカゴもしくはカバンがセットされています。
荷物を気にしすぎなくていいのは利点です。
タイヤが小さいからめちゃくちゃ足を回さないと進まないのでは?
と思われる方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
ひとこぎでグイッと進める車種もあります。

ただどうしても物理的にクリアできないのが下り道での安定性です。
こればかりはタイヤの大きさに依存するのでやむなしです。

ガンガン飛ばすぞ!という方はミニベロを選ばないとは思いますが
ついついスピードが出てしまう長い下り坂などは要注意です。

旅のお供の素敵な一台に出会えるきっかけとなれたら幸いです。

 

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