愛猫脱走が教えてくれたこと

先日、室内飼いの愛猫・花火くんを脱走させてしまいました。
今こうやって落ち着いて書いていられるのは
彼が無事その10時間後に帰宅してくれたからです。

先代の翠さんに引き続き、保護猫二代目。
どちらも室内での飼育を前提にお譲りいただいた大事な子。

今だから書けますが、まあまあなやらかしです。断罪ものです。
しかも、今回に関しては、罪はさらに深く、
なんと横をすり抜けたことにそもそも気づいていませんでした。
いつもはJR職員ばりに指差し確認するのに・・・

いくつか学びがありましたので、お話しします。


※平和なくつろぎタイム@三原市

どうぶつの野生の勘を信じる

一つ目は、動物って人間以上に賢いよな、ということです。

人間は便利グッズに囲まれて野生のかんなどどこかに忘れてきていますが
いくら室内飼いしていても、猫はやはりけものです。
危険察知能力も、帰巣本能もしっかり備わっているのです。

・イノシシよけの電柵で感電したらどうしよう
・イタチや猪にやられたらどうしよう
・野犬もときどきいるんだよなあ
・猫嫌いの人のまいた毒餌食べないかな
・幹線道路に飛び出さないかな
・用水路に落ちていないかな

特に心配症でもないくせ、ありとあらゆる心配をしましたが、
そのどれにも該当せず、何事もなかったかのように帰宅しました。
(いちおう、裏庭の窓を少し開けていたのですが、その隙間から)

自分は大丈夫は大丈夫じゃない

二つ目は、自分は大丈夫、という謎の自信は危険ということ。

先代の翠さんと10年間暮らして、自分が原因で脱走させたことは一度もなく
そもそも気をつけているし、家も脱走防止対策しているし、と思っていたのです。
どんなに疲れていた時でも「うっかり」がなかったので
ちょっと天狗になっていたと振り返ります。

なにしろ、今回、ちょっと体調が悪いな、程度でやってしまいましたから。
いつも花火くんのいる場所を確認して、玄関の外へ出ています。
その記憶がないことに気がつくまでに数時間かかる体たらくでした。

自分もやらかすかも、という前提が意識にないのはつくづく危険です。

家を常に整えるべし

三つ目は、家を常に整えておくのが大事ということ。

ごちゃごちゃと段ボールを重ねたりしていたら、
脱走の事実に気付きにくくなり、初動が遅れてしまいます。
我が家は幸い、倉庫の一部のみの散らかり具合で済んでいますが、
もしこれがもっと広い範囲で雑然としていたら、いないことも分かりにくいでしょう。
猫は狭いところに入りたがりますしね。

この「事件」のおかげで、母の介護スタート以降
疎遠になって10年以上経っていたご近所さんと話す機会ができたので
結果よしではあありますが、もう2度とはしたくないです。

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