大勢人がいるところが苦手。
行列に並ぶだなんてとんでもない。ways-to-enjoy-famous-places
わたしはそんな人間なので
いわゆる観光名所と呼ばれる場所は
ほぼめぐることなく過ごしてきました。
ですが、珍しく先日、大阪・箕面の紅葉を見に出かけてきました。
食わず嫌いは良くないなと思ったのと、
大阪で紅葉を見られる機会がしばらくないためです。
ちなみに、こちらは紅葉シーズンに一方通行規制がかかるほどの名所です。
結果、行列にも人混みにも困ることなく
自分なりに楽しむことができました。
名所も、すこし工夫すれば、ストレスなく楽しめる。
そのためにできることを考えてみました。
※谷の紅葉、見事でした@箕面市
訪問時間帯をずらす
一つ目は、なんといっても訪問時間帯をずらすことです。
大勢の人がこぞって押しかける時間帯に突っ込まない。
以上です。実にシンプルです。
今回、わたしは、朝早くの訪問を選びました。
観光客(今や、大型バスでアジア系のお客さんも大勢来ています)が
いちばん増える時間帯はお昼。
そしてライトアップの時間帯です。
その時間帯を外すだけで、ほぼ、独り占めで紅葉を楽しめました。
なお、写真は、道路わきに見える谷を撮影したものですが
昼間にここでカメラを構えるのはほぼ不可能です。
なぜなら、すこし大きめの車が通りかかるだけで
身の危険を感じるほどの道幅なので。
昼には連なってくる車も、朝はまばら。
安全確保しつつ、好きなように楽しめてお得です。
みる場所を変えてみる
二つ目は、皆が注目するわけではないけれど
自分がいいな、と思う場所を探すことです。
もちろん名所ごとに、「いい場所」「映える場所」はあります。
しかし、そこから外れたところにも、心に響くところがあるはずです。
常に「いい場所」だけを狙ってしまうと競争率が高くなり
それこそ一枚写真をとるだけでひと苦労です。
ゆっくり眺めるなんてとてもじゃないけどできません。
そこで自分のお気に入り、を見つけることで
ゆったりとマイペースに楽しめます。
今回のわたしの場合は、写真の谷の紅葉がそれでした。
谷ならではの薄暗がりに錦のような色が浮かび
とても幻想的で気に入りました。
紅葉は青空バックに!と拘らなくてもいいのでは?
と思いますが、いかがでしょうか。
交通手段を工夫する
三つ目は、交通手段の工夫です。
誰しもに勧められることではないと思いつつ、言います。
観光地に行くなら、自転車は最強です。
時刻表に左右されず、自分のペースで動けます。
渋滞にも巻き込まれにくいですし、駐輪スペースにもさほど困りません。
盗難には十分注意を払う必要がありますが・・・
普段の交通手段は、当たり前のようにマイカー。
そんな方は、ぜひ、公共交通機関と歩きを
移動手段に少しずつ追加してみてください。
いきなり自転車で!とは言いませんから。
しつこいですが、写真は自転車だからこそ出会えて撮影できた風景です。
車だと一瞬で通り過ぎる場所で、気づくことも難しいです。
そして気付いたとしても、そこで停車するのはさすがに厳しいでしょう。
時間帯と場所を変えるだけでも効果的ですが、
交通手段の工夫もおすすめです。