しまなみのお宿とひとくちにいっても
種類はさまざまです。
ビジネスホテルもありますし、
しっとりした雰囲気の旅館も
青年の家のようなコスパに優れた施設もあります。
オーナー自宅の一角をゲストに開放している
まるで暮らすように旅のできるお宿もあります。
よくあるお宿について、
それぞれの魅力と、向いている人を考えてみました。
※農家民宿 しまなみの小さな家 の看板猫 ゲストルームに侵入を試みています@今治市
農家民宿
地方都市のしまなみ界隈ならでは。
そんなお宿が農家民宿です。
広く考えるとゲストハウスの一部ともいえますが
特徴があるため、あえて別カテゴリとしています。
いちご農家だったり、米農家だったり
漁村であれば漁業をやっている。
その普段の暮らしを、間近に眺めながら滞在できるのが魅力です。
農業・漁業体験ができることもあります。
こういったお宿に向いているのは、
・農業、漁業の実際をみてみたいIターン希望者
・お子さんに非日常を経験させたいご家族
・擬似・田舎のおばあちゃん家を経験してみたい方
でしょう。
さらには、濃いコミュニケーションが苦にならなければ
より楽しめるはずです。
ゲストハウス
二つ目は、観光地ならではのゲストハウスです。
ユースホステル風で他のお客さんがいたり。
一棟貸切(一日一組)の施設だったり。
農家民宿のように、オーナーの自宅の一角が解放されていたり。
ゲストハウスにもいろいろありますが
共通した魅力は、
・ホテル、旅館と比較しサービスが過剰すぎない
・他の旅人やオーナーとの会話を楽しめる(可能性が高い)
といったところでしょう。
向いているのは、
・サービスはシンプルでいいから手頃に宿泊したい人
・一期一会の出会いとコミュニケーションを楽しみたい人
・オープンマインドで人との会話が全く苦にならない人
・ペットがいたり、オーナーに魅力があったり。
個性あふれるお宿に泊まるのが嬉しい人
でしょう。
ホテル・旅館のように画一的なサービスは望めませんが
それぞれの特徴を愛おしむことができるなら、最高です。
ホテル・旅館
最後に、ホテル、旅館です。
魅力は、なんといってもサービス品質が安定していること。
全国チェーンの施設であれば、場所が変わったとて
サービスも、中の雰囲気も同じ。
面白みがないといえばそうですが、なにかと安心です。
向いているのは、
・ひとりの空間を大事にしたい人
・旅にスリルはなくてもいい人
・濃ゆいコミュニケーションはなくていい人
・しっかり休みたい人
でしょう。
数日間旅するなら、種類を組み合わせてみるのも面白いです。
友人と合流する前は、寂しくないようにドミトリーのあるゲストハウス。
合流したら、自分たちだけの空間を確保するのに一棟貸しのお宿。
旅の最終日はしっかり休みたいので、個室があるホテルにする。
など。
いろいろ試してみることをお勧めします。