しまなみの外を旅する楽しみ・会津

大好きな瀬戸内しまなみの景色をみながら毎日を過ごしたい。
そう思って24年ぶりにふるさとへと戻ってきたわたしですが
なんやかんやと月の四分の一ちかくは外に出ています。
ホンマにしまなみ好きなん?と聞かれそうですが。

先日は、福島は猪苗代湖・磐梯山の近辺を旅してきました。
Rapha Prestigeなるサイクリングイベントでした。

たとえ大好きな場所であっても、どんなに便利な場所であっても
ずっとそこで過ごさないでいよう、と決めています。

旅をすることで得られるものを挙げてみます。

頭を柔らかくできる

旅先ではいつものあたりまえがあたりまえのように、あたりまえでなくなります。
早口言葉みたいですが。

いつものあたりまえがたった数百キロ移動しただけで当たりまえでなくなる。
それによって、自分の普段暮らす地域の良さも悪さもすべて相対的に捉えられて
ガチガチの思考に陥りにくいです。
そして良さに気がつけると同時に感謝を感じられます。
結果の良し悪しはさておいて、いつもと違う刺激があるのは旅ならではの醍醐味です。

今回でいうと普段西日本で使い慣れているEX-ICのユーザビリティーに感動できました。
乗車票として紙が出るので、座席がパッとわかってありがたい。
乗車タイミング都度リマインドが来るので最終確認しやすい。
といったところです。

また、瀬戸内しまなみ地域以上に、ドライバーの温かさを感じられました。
信号のないところを横断しようとしていると、さっと停止してくれる。
そしてここは欧州ですか?と思うほど、横にゆとりを持って追い越しをかけていく。
そんなドライバーが多かったです。
ありがたいことです。

時間管理のスキルを磨ける

旅をする。
その過程で自ずと時間管理スキルが上がります。

まずは、旅の日程を確保するために仕事なり別用なりをうまくやり切る必要があります。
時間は無限ではないので、あれもこれもやっている暇はありません。
ぼんやりと決断を躊躇している暇もありません。

自分の体力、予算と照らし合わせながら無理なく楽しむ行程を組む。
楽しみながら訓練ができます。

旅に出たら出たで、何かトラブルがあった時に、やるべきことそうでないことを切り分けて判断する。
これも鍛錬のチャンスです。

今回で言うと、楽しみにしていたアフターライドを、諦めざるを得ませんでした。
本来予定していた移動時間にゲリラ豪雨が発生する予報が出ていたためです。

そこそこ大きな荷物を持ってのゲリラ豪雨。
その後新幹線で1,000キロをこえる大移動。

どう考えても雨に当たっているわけにはいかないので
楽しみは繰り越して、新幹線の駅まで電車を使わず走ることにしました。

おかげで、予定していなかった猪苗代湖畔と、会津の田園風景を眺める、
が実現したので結果よしでした。
楽しんだら勝ちですから。

桁違いの出会いがある

同じところにいるとなかなかできないこと。
それはたくさんの方と出会うことです。

旅をすれば、その道中、その先ともに出会いが待ち受けています。
単に電車で隣り合った席の方と会話を交わすだけでももちろん良いのですが
趣味のイベントのように、同じ志を持った仲間が集うところだとより深い繋がりが生まれます。

友人の友人と仲良くなったり、その方の地元に今後お邪魔することになったり。
自分と似たような仕事をやっている方を意外なところで見つけられたり。

あちこちに出かけて多種多様な人間との関わりを持つ。
出会いから意外な未来が開けるかもしれません。
体が思うように動くうちは旅、めちゃくちゃおすすめです。

 

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