楽しい道を見つけるには

島のイノシシたちの次に
島のすみずみまで歩き回っているよね

しまなみの端っこの離島、佐木島暮らし中に
こう評されたことがあります。

島は海岸線ぐるりでも18キロ
県道ぐるりだと10キロちょっと。
とても小さいですがそれでも、自分の生活圏外だと
わからないところも多いのが一般的なようです。

楽しい道をよく知っているね、と
言われるわたしが普段やっていることを書いてみます。


※行き止まりで振り返ったらこの絶景@佐木島・三原市

とにかく外に出かける

まずは、とにかく外に出ることです。

この時間になったら絶対外に出る。
そう決めていると自動制御的で楽ちんです。

ちょっと眠いな、とかだるいな、と思っても
外気を吸うと、「行けるかも」と切り替えられることが多いです。
すっきりするからでしょうね。

命ある限り、ずっと自分の足であちこち出かけたい。
そのために、日々歩くことを習慣にしたいと思っています。

そして同じ歩くなら、より楽しい道を歩きたいので
島の中でも「探検」の日々でした。

佐木島は幸い、みかん畑を縫うように走る農道が入り組み
景色も少し場所が変わるだけで別味。
そして普通に歩くだけでもアップダウンの連続でいい運動ができる。
かなり歩きごたえがありました。

あちこち行ってみることで、自然といい場所に巡り会えるようになります。

気になったらすぐ行ってみる

二つ目は、気になる場所があったらすぐに行ってみる、です。

・あのガードレールが見えている先はどうなってるのかな
・この看板にある名所はどうやっていくのかな
・あの山からの眺めはどうなんだろう

歩いたり、地図を見ているときに気になったら
時間を作って実際に行ってみるようにしています。

ちなみにすぐに行かないならば、
その場で行く日を決めてスケジュールに登録します。
宙ぶらりんのまま宿題にしないのがコツです。

行き止まりも楽しむ

三つ目は、行き止まりも含めて楽しむことです。

行けると思った道が途中でなくなっていたり
(本当に急になくなります。びっくりします。)
人の家の庭に出てしまったり。
(これには流石に焦ります)

そんなことだらけですが、それも含めて面白い。
そう考えられたらこちらのものです。

写真は、繋がっていると思っていた道が切れていて
その先に進むことができなくて残念だったときのもの。
ですが、ふと振り返ると、絶景が広がっていて、
むしろここに来てよかったと得した気分になりました。

楽しい道は、最初から答えがあるものではなくて、
自分で少しずつ、少しずつ見つけていくもの。
そう考えることをお勧めします。

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