雨なのがわかっているけど、サイクリングに出かける。
そんなことがあるかもしれません。
しまなみに遊びに行く予定があって
日程が変えられないのに空模様が、なんてことも。
そんなときに気にしておいたほうがいいかな、
と思うことをまとめてみます。
自分自身について、そして周囲の人間、
さらには物理的な環境についてそれぞれ考えてみます。
実はつい先日わたし自身でそんな状況がありました。
しかも個人でもイベント参加でもなく主催側のスタッフとして。
本当は、雨の日に自転車なんてやめとけ!なんですけどね。
砂利が駆動部に入り込むので、自転車にも良くないですし。
※晴れてたらいいけど、雨になった途端怖い路面(真ん中の苔)@尾道市
路面状況
まずはわかりやすいところから、というわけで
気にするべき第一ポイントが路面状況です。
路面そのものが濡れて滑りやすくなるだけでなく
いろいろ邪魔なものが落ちてくるのが雨の日です。
道路脇から土砂や石ころが流れてくる。
木の枝や時には幹が落ちてくる。
葉っぱが堆積する。
車なら全くもって平気なサイズのものでも
タイヤが細くバランスを崩しやすい自転車にとっては凶器になりえます。
地方の山間部だと、落石といってもそれ岩でしょ、レベルのものもありますから
車移動とてあまり安心はできないのですが。
交通状況
二つ目は交通状況です。
雨の日には人間どうしてもストレスがかかるもの。
要は、イライラした人が増えるわけです。
自転車乗りもですが、ドライバーも。
運転が荒くなったり、普段ならある自転車への思いやりのリソースが
雨で持っていかれてしまうかもしれません。
さらに、普段運転をあまりしない人が
やむなく車で出かけている可能性があるのも雨の日です。
危険度はさらに増します。
書いてみると、そんな時に交通弱者の自転車で
のこのこ出かけるのは百害あって一利なしですが・・・
それを理解しているかそうでないかの違いはあるはずです。
事情がわかっていたら、こちらも予測ができるというもの。
水分不足
三つ目にお話ししたいのが、思わぬ水分不足です。
人間不思議なもので、周りがしっとりしていると
そんなに喉が渇かない気になってしまいます。
しかし、雨の日でも運動すればそれだけ汗をかき
いつの間にか水分が抜けているものです。
周りの景色に騙されず、水分補給をお忘れなく。
あとは、ミネラルもですね。
しまなみ界隈で走るなら、レモンの輪切りはおすすめです。
水の風味が爽やかになりますし。
どうしても出ていかなければならない雨の日に、
参考になれば幸いです。