早いもので、フリーランス5年目に突入しました。
会社員時代との違いは数あれど、いちばんは
遊びと仕事の境があるようでないことです。
もちろん、あえてそうしないことも可能ですが
わたしは境が薄らぼんやりした今の状態が気に入っています。
平日は仕事、土日祝日は遊び切る。
ゼロイチ、デジタルだった時代を卒業し、
外から見ると遊んでいるのか仕事しているのかわからない状態へ。
やってみてよかったことを考えてみました。
※遊ぶことが仕事のお方
長く仕事しても辛くない
良し悪しはありますが、夢中になって「仕事」に取り組めるようになりました。
そして長いこと集中していたとしても、さほどに辛さを感じません。
適度に肩の力を抜きつつやれている環境のおかげです。
思えば勤め人時代は常に「早く帰りたい」人でした。
なにしろ、早朝残業の時間から、定時の鐘を待ち望んでいたほどです。
とはいえ、決してやりがいがなかったわけではありません。
ましてやブラックでもない比較的恵まれた状況だったのに、です。
・人から言われてやるのがとにかく苦手
・責任は自分で取るから、自分で決めたことをしたい
・ひとりで黙々取り組むのが得意
この性格を生かすにはフリーランスのほかない。
そう思って進んだ道ですが、思わぬ収穫がありました。
どうやらわたしには、力を込めるより、抜ける状況の方が
よりパフォーマンスを発揮しやすかったようです。
飽きにくくなった
二つ目に、仕事に飽きにくくなったことです。
器用貧乏といえば聞こえはいいのですが、
わたしは一旦慣れるとすぐに飽きを感じてしまうタイプです。
習い事も初めてまもなく(周りからしたら)放り出したものが数知れず。
母と会話ができるうちに謝りたかったですが・・・
そんな、飽き性大王のはずが今のところ無事
飽きずにフリーランスを楽しんでいます。
お客でないところ(上司や同僚)に気を遣わなくていいこと同様
自分の裁量が広がり(むしろ全部自分でやるとも言える)
仕事中に遊ぶ、遊び中に仕事するゆるさが当たり前。
これが大きいです。
自分に自信がついた
最後に、自分に自信がつきました。
今仕事にしている書道にしろ、猫の相手にしろ、写真にしろ。
すべて勤め人時代は、完全に「遊び」のカテゴリーにあったものです。
好きでやっていることです。
それでサービスを提供し、直接、目の前のお客さんに喜んでもらえる。
これは、想像していた以上に嬉しいことでした。
ああ、わたしのやったことに意味があったんだ、と
毎回毎回感じられるわけですから。
勤め人であっても、仕事と遊びの境目をもっと薄くすることはできたかも?
と今振り返って思っています。
遊びの要素をちょっと盛り込むだけでも、違うかも知れません。
ぜひ、お試しください。