自転車にハマったら最後、どこまでも自転車で行きたくなる。
片道150キロだし、じゃあ自転車で、とうっかり発言。
そして若干のひんしゅくを買うのは
わたしに限った話ではないと信じています。
どこまでも走る、自転車で駆け抜ける。
それはそれで面白いのですが、
交通手段を組み合わせるともっと楽しいです。
しまなみでは、交通手段を組み合わせて
気楽かつスムーズに移動ができます。
こんな遊び方はいかがでしょうか。
※尾道水道を渡る福本渡船(大人60円)からの夕暮れ風景@尾道市
自転車ときどき船
しまなみならでは、の筆頭。
それはやはり、船と自転車(歩きや車もあり)の組み合わせです。
しまなみ海道をはじめ、あちこちに橋がかかり
船が人間の足となる部分は減ってきてはいます。
とはいえ、まだまだ船が生活の一部であることは間違いありません。
いちばん短い路線なら、尾道水道でたった数百メートル。
わずか5分ほどの、プチ船旅を楽しめます。
徒歩や自転車なら、道路で大回りするより、
渡船でサクッといくのが近道のことも多々あります。
フェリーといえば、外洋フェリー。
たとえば、東京から北海道、大阪から九州に行くような大型のもの。
住んでいる地域によっては、非日常的な船を想像する方もいるでしょう。
一方、瀬戸内のフェリーは生活密着。
距離が短い分お手頃なので、気軽に利用できます。
サイクリングの途中で、体力温存や気分転換で
船に乗ろうか、てな感じで使ってみてください。
ちなみに、写真の福本渡船はなんと大人60円と破格です。
並行路線である、駅前渡船、尾道渡船共に大人100円。
※2025年1月時点
自転車とランニング
走るのも自転車も好き、という方におすすめなのが
自転車とランニングの組み合わせです。
わたし自身の課題なのですが、
自転車だけだと本当に運動になりません。
走ったらそれなりにお腹は空くくせに、
スマートウォッチで測るとびっくりするほどカロリー消費しないのです。
これはいかん、と考えたのが
自転車で行けるかどうか微妙な道を探索するのに
ランニングシューズを抱えてサイクリングに出かけること。
自転車で突っ込んで、「うわぁ」となるよりは
これはまずい、と思った時に
身ひとつでフットワーク軽く動けるのが利点です。
・自転車ではあかん、途中階段あったわ
・傾斜きついけど、この道、グラベルバイクなら行けるわ
・私有地ぽいけど、通っていいって言われた、ラッキー!
など、次なるサイクリングの下調べがかないます。
ランニングと電車
最後は、ちょっときつめかもしれない話です。
自転車だと路側帯狭めでちょっと怖い国道沿いを
ランニングで通ってみませんか?という提案です。
例えば、国道2号線や、185号線沿いです。
しまなみ地域は、都市部と違って駅と駅の距離があります。
とはいえ、マラソン大会前にしっかり走り込んでおきたいケースなら
むしろちょうど良い距離ではないでしょうか。
行きは走って、休憩してから帰りは電車で。
移動方法を組み合わせて楽しんでください。