あなたはのびのびしているね
人生、200%楽しんでいる感じ
いつも楽しそう
そんなふうに言っていただくことが増えました。
でも、ほんの5年前まではむしろ逆でした。
いつも苦しそう、とまで評されていました。
20代ではやばやスタートした母の介護が
ようやくひと段落したのが2019年。
いつ何があるかわからない。
自分の心に正直に、人生を生きよう。
こう決意し、少しずつ軌道修正しながら
毎日が楽しいと胸を張れるまでになりました。
振り返って、やって良かったことをお話しします。
※のびやかなニャンコ?
自然の豊かなところで過ごす
ひとつは、自然の中で過ごすことです。
勤め人でいた頃の仕事は決して嫌いではありませんでした。
むしろ好きでしたし、のめり込んでいました。
なにしろ、自分の結婚式前日も、終電一本前で帰宅するほどです。
このご時世ですので完全にやらかしネタでしかないですが。
100メートル走のパワーでフルマラソンを走破しようとする。
そんな無茶を無茶とまったく思わずやっていたのです。
たまたまいた環境の普通が当たり前になるのは恐ろしいものです。
こんな状況であれば、休日はとにかく寝る。
その方がもしかすると体には良かったのかもしれませんが、
休みとなるとアウトドア活動をみっちり詰め込んでいました。
平日はパソコンと睨めっこ、移動範囲は灰色の街中のみ。
渇望するかのように野山を駆け回るのが週末。
普段あやかれない自然の癒しをなんとか吸収しようとしていました。
週末だけの補給では全く足りないと気がついて
目の前に常に自然がある、ふるさと瀬戸内しまなみへのUターンを選択、
今に至ります。
週末ライダーがいくら高強度で走って強くなりにくいのと同じですね。
癒しもトレーニングも、毎日少しずつの積み上げが大切です。
猫と暮らしてみる
二つめは、猫と暮らすことです。
猫はとにかく自由。
好きなように生きています。
昨日まで猫まっしぐらだったご飯を今日は嫌がる
いちばんお世話してくれる人に懐くわけではない
人が呼ぶと来ないけれど、自分が相手して欲しいときにしないのは許さない
飼い主が大事にしているものに限って、爪研ぎやマーキングの対象にする
人間だったらとんでもないわがままですが
こんな自由奔放な姿を見ていると、
わたしも好きに生きていいのかな?と思えます。
そして、思い通りにいかない猫の相手を四六時中することで
思い通りにいかない出来事への耐性が育ちます。
多様なバックグラウンドの人と交流する
自分の出身校、勤め先以外の繋がりを持てたこと。
具体的には、趣味であるサイクリングや、
書(文房具)を通じての世代や地域を超えた交流です。
これがかちこちの思考をほぐすのに、ずいぶん役立ちました。
あまりにも世界が違いすぎて、驚くこともままありましたが、
良い刺激の方が多いです。
こんな考え方があるんだな。
面白い生き方だな。
そんな仕事があるのか!
など。
もっとのびやかに生きてみたい方にとって
何かしらのヒントになれたら嬉しいです。