佐木島 3つの港の使い分け

わたしの暮らす佐木島(さぎしま)には三ヶ所の港があります。
それぞれの特徴と、こんな時に便利ですよ、という紹介をします。

自転車で走りたい、大家族だから車で移動したい。
島の中でレンタサイクルを利用したい。
色々な状況があると思います。

船を上手に使って、ぜひしまなみ旅マイスターになってください。


※向こうに見えるは生口島とシトラス(船)@佐木島・三原市

佐木港

読み方は、さぎ。
ややこしいのですが、鷺と難しい表記をすることもあります。
島を時計に例えると、1時の位置にあります。

三原〜因島・土生(はぶ)を運行する高速船に乗れます。
三原駅に到着して、そこから佐木島へ渡りたいときに便利です。
自転車を乗せることもできます。
(特殊手荷物として追加料金300円必要)

港を降りてすぐ、レンタサイクルがあり
しまぐるバス(平日のみ運行)の停留所があります。
ですので、三原駅方面から来る、徒歩の方におすすめの港です。

また、ダントツに営業時間帯が長いのが嬉しいポイントです。
朝6時台から、夜は22時台まで運行しています。
どこかの路線で乗り遅れたら、こちらを使ってください。

2021年4月までは、三原〜因島・重井(しげい)を結ぶフェリーが寄港していました。
その時は車も載せられたので、桟橋は立派です。

なお、この路線でサイクルーズパスを使うことはできませんが
自転車を折り畳めば、手回り品として追加料金不要です。

須ノ上港

残念ながら存在感が若干薄いのですが、
使い方を工夫すればとても便利な港が須ノ上(すのうえ)です。

こちらは、島を時計に例えると3時の位置にあります。
ちなみに、我が家の目の前でもあります。(徒歩1分)

尾道〜因島・重井東〜瀬戸田航路の高速船が寄港する
しまなみ海道との接続がバッチリの港です。

おすすめしたいのは、
・三原からではなく、尾道から佐木島にきたい方
・しまなみサイクリングとあわせて佐木島も走りたい方

です。

この路線は、料金支払いに交通系ICカードが使えるのも嬉しいポイントです。
須ノ上港に券売機はありません。

注意点は、港待合室にある回転灯を点灯させておかないと
桟橋で待っているだけでは、船が通り過ぎてしまうことです。
便数もそんなに多くないので、回転灯をお忘れなく。

なお、ここではサイクルーズパスは利用不可。
自転車は折り畳んでも料金必要です。

向田港

佐木島に車で渡りたい時の唯一の選択肢がこちら。
向田(むこうた)です。
時計の位置だとすると、8時です。

須波港は須波駅から徒歩圏内といえますが
暑い時期寒い時期だとちょっときついかもしれません。
車もしくは、自転車、バイクの方向けの港といえます。

須波〜向田〜沢のフェリーは、サイクルーズパス適用あり。
(ただしサイクリングイベント時は不可)
サイクルーズパスがなくても、自転車を折り畳めば料金支払い不要です。

なお、三原港から小佐木港、向田港を経由して(スキップする時もあり)
瀬戸田港に到着するマルト汽船ではサイクルーズパス使用不可、
自転車を折り畳んでも料金支払いが必要ですのでご注意を。

状況と目的に合わせて、どこから行くのがいいか考えてみてください。

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