先日、そうじゃ吉備路マラソンを走ってきました。
軽いとはいえ、前日午前に登山(歩き)し、
さらに午後には自転車でヒルクライムしたのが効きました。
たいてい大会二日後、火曜日の朝には平常運行できているところ
今回はお昼を過ぎても90代のおばあちゃんを先取りしている感です。
大会前1週間は大人しくしておこうと心に誓いました。
さて、走りながら思ったことがあります。
それは、ランニングは人生修行に最適ということ。
最後まで笑顔で走り抜けるコツは
すべて人生訓に通じると気がつきました。
※もう半分きたよ!と思うか、まだ半分と思うかは自分次第@岡山県総社市
他人を気にしすぎない
ひとつは、他人を気にし過ぎないことです。
大会となるとついつい浮かれてオーバーペースになりがち。
そんなわたしが言っても多少説得力に欠けるかもしれませんが。
あの人、思ってたり速いじゃん。
あ、抜かれちゃった。
わたし、かなり後ろの方になってない?
などなど。
周りのペースはどうしても気になるものです。
最後の最後、自分よりちょっと速いランナーに引っ張ってもらう。
そのくらいなら問題ないですが、無理し過ぎず自分の心地よいペースを守り続ける。
ついていかなくちゃ、などと決して焦らない。
これが楽しく走り抜くコツです。
走ることも景色も愉しむ
それと、少し周りに目を向ける余裕も大事です。
大会だと特に、時計とにらめっこしがちです。
タイムを狙っていたりすればなおさらでしょう。
せっかくのエイドステーションもすっ飛ばす。
沿道の応援にまったく目もくれず突き進む。
ビューポイントの景色も無視!
写真撮影だなんてとんでもない。
プロ選手ならやむなしでしょうが
もし一般人ならちょっともったいないです。
あ、いい景色!
遠くに見えているあれはなんだろう?
そんなことを考えられるくらいに肩の力を抜いた方が
むしろ本来の力を発揮できるように思います。
感謝の気持ちを持ち続ける
三つ目には、感謝の気持ちを持つことです。
エイドステーションにいるサポート部隊のみなさん
沿道で寒い中立ってずっと応援してくれている地元の人
交通整理してくれるボランティアの方
私設エイドステーションでおもてなしをしてくれる家族
追い抜きざまに、ナイスラン!と声をかけてくれる選手
交通規制に協力してくれているドライバー
周りを見渡すと、いろいろな形で大会は支えられています。
おかげで、気持ちよく(しんどいでしょうが)走れてありがたい。
これがわかりやすく見えることで、普段の自分の暮らしも同じだな、
と気が付けます。
実は、今回の大会は、開催時期と距離のみで選びました。
それが、いざ走ってみてびっくり。
とんでもなくおもてなしの過ぎる大会でした。
エイドステーションの充実だけでなく、
地元の方の歓迎っぷり、動線のスムーズさ。
着替える場所がとても快適なことなど。
近年参加した中では一番の「あたり」でした。
おすすめです。