しまなみらしい景色を楽しめる、おすすめの展望台を紹介します。
景色だけであれば、他にもたくさんありますが、
・徒歩・自転車だけでなくクルマでアクセスが可能
・山頂にお手洗いがある
・街からそんなに離れていない
そんなハードル低めの場所を選んでみました。
※筆影山からの眺め@三原市
筆影山
個人的に最もおすすめしたいのが、筆影山「展望広場」です。
JR西日本など、あちこちで目にする広告で何度も使われているため
しまなみといえばここからの風景を連想するかたも多いことでしょう。
100メートルほど離れた「展望台」でも良いのですが、「展望広場」の方がより視界が開けているのがポイントです。
樹木に邪魔されず、大パノラマで迫力あるしまなみの眺めを楽しめます。
桜の時期に限っては、一体ぐるりが桜だらけ、の「展望広場」に軍配ですが
そのほかの季節なら、迷わず「展望台」にお越しください。
クルマでのアクセスは、広場と展望台の分岐までです。
左手に広場行きの林道、右手に展望台行きの舗装路があります。
展望台は広々として、大人数でもゆったりできます。
また、ずっと舗装路という安心感もあります。
お時間許すかたはぐるりと一周回ってみてください。
鳴滝山
次にひっそりマイナーな鳴滝山です。
尾道と三原の間にあります。
魅力は瀬戸内の海すぐでありながら山深い雰囲気も楽しめることです。
途中の道は、思わず地図を二度見したくなるほどに細いです。
そして、こんなところに人が住んでいるのか!と驚くようなところで突然に集落が現れます。
谷あいをくねくねと山頂に向かうため、途中はほぼ森の中、の様相です。
だからこそ、時折見られるしまなみらしい風景が嬉しく感じます。
駐車場から山頂までは若干のけもの道ですが、ぜひ突き進んでみてください。
手前には尾道水道。逆側にはさざなみ街道。
空気がクリアなら四国山脈も拝むことができます。
クルマや自転車、バイクでアクセスする方は登山客とのすれ違いに十分ご注意ください。
カーブミラーも樹木で隠れていたりしますので、くれぐれも慎重に!
白滝山
三つ目は、しまなみ海道内の白滝山です。
しまなみ海道近辺の山らしく、標高の割にめちゃくちゃ登った感があるのがポイントです。
また、圧巻の五百羅漢を雄大な景色とともに楽しめます。
周りに遮るもののない迫力の眺めはなかなかここ以外にはありません。
本州側でこそありませんが、高速を使えば本州からのアクセスは抜群です。
大型観光バスも複数駐車できる、広々駐車スペースがあります。
また、山頂までのルートに手すりが設置されています。
階段の勾配は決して緩くはないですが、シニアの方にも安心感が大きいはずです。
懐中電灯などの装備を整えれば、星空観察や日の出日の入りを楽しむこともできます。
訪ねてみたい、と思っていただけたら嬉しいです。