9月18日満月の日。
尾道の海と月を一緒に見よう!
ということで、友人とゆるりとサイクリングしてきました。
尾道在住の友人が、長く住んでるのに知らなかったけど、ここいいね!
と絶賛したとっておきの場所もあります。
ゆるりときままなサイクリング。
特に夕方以降はそろそろできる気候になってきました。
尾道水道ナイトライドの画像とともにその魅力をお伝えします。
しまなみ海道の旅の合間にいかがでしょうか?
※橋と月と愛車@尾道市
とにかく平坦で楽チン
尾道は坂の町のイメージがある方も多いでしょう。
それは間違っていません。
確かに山手に行くと所狭しと家屋が立ち並びます。
猫くらいしか通れないのではと思ってしまいそうな路地を
郵便屋さんのバイクや電動自転車の人々が結構な速さでのぼり降りします。
ですが、海沿い国道2号線近辺を東西に移動するだけであれば平坦で
初心者でも体力にちょっと自信が少なめの方でもサイクリングを気軽に楽しめます。
船着場のところで一瞬遊歩道が切れていたり、ところどころ、道が分かりにくいところもあります。
が、海岸沿いを東西にほぼ4キロ移動できます。
レンタサイクルでも、電動のものを借りなくても十分に対応できる気楽なコースです。
ゆとりを持って旅の計画をされている方であれば
その日の状況に合わせて追加で取り入れることも可能ですので、是非検討してみてください。
西の端っこ吉和漁港あたりはガードレールや柵などなしに海のきわスレスレを走れます。
ウッカリおしゃべりに気を取られて海にドボンなんてことがないようにお気をつけください。
写真を思わずとりたくなるような景色
尾道水道近辺は、思わず写真を撮りたくなる。
そんな景色にあふています。
二本並行してかかる尾道大橋と新尾道大橋もそうですし、
その向こうから急カーブを曲がってやってくる山陽本線の長い長い貨物列車。
造船所のライトアップ、そしてドック入りしている大きな船の大迫力。
遠くに見える島影と暮らしの灯り。
市街地側には近未来的なクルーズ船が寄港して優雅な姿をたたえて停泊していたりもします。
朝晩はマジックアワーの空が穏やかな海全体に反射して
なんとも幻想的な光景となっていることもざらです。
とにかく、ついついカメラを取り出してしまってはなかなか先に進めないということが起こります。
短い距離でいろんな表情が楽しめる
たった数キロと短い区間でありながら、
ビュッフェのように表情が豊かな景色が次々現れるのも魅力です。
時間帯によってはしんと静まり物悲しい雰囲気すらただよう鉄工所群のある吉和。
すこし市街地方面に足を運ぶと、昭和の初め頃の風景がそのまま移植されたかのような漁師まち。
これまた映画のセットのようなレトロなごはんやさん。
東の端の市役所辺りは現代的な建物に整備されたウッドデッキの走る街並み。
尾道水道を挟んだ向島は、造船所のごちゃごちゃした雰囲気。
そして角を曲がったら急にデゴイチの展示があったりします。
様々な角度から楽しめる尾道の街、お昼間ももちろんですが、
是非夕暮れから夜にかけての魅力も楽しんでみてください。