大荷物でもお土産を諦めない

7月末から3週間弱、自転車の大会に参加するため、英国に渡航していました。
愛車を持参したため、普段荷物の少ないわたしとしてはかなりの大荷物だったのですが、
それでも自分へのお土産は諦めず買って帰りました。

その場のノリで、後で絶対使わないものを買ってしまう暗黒時代から
一切買わない!を経て、ここぞと言う時に奮発する今のスタイルに至っています。

思い出に残るお土産の買い方についてお話しします。

ちなみに、購入したのは写真のパステルです。
色味がいいですよね。
いつも目にしている島の彩りを、そのまま手のひらに収めたような色で、思わず手に取った次第です。
アーティストとその卵たちがたむろするかなり専門的な画材店でのことでした。


※画材屋にめっぽう弱い体質を英国でもいかんなく発揮

重量・体積の収支を考える

旅も暮らしもいかにものを厳選して動くかというのが大事だと思っています。

ですので、何でもかんでも買ってしまうと当然その先の足取りにも影響するわけで、だめなわけです。
そこでわたしが設けたルールが、自分の荷物が減った分は増やしてもいい、です。
今回で言うとホストファミリーの方に地元の手作り塩を持参していたのですが、
その分の容量だけは増やしても良いこととしました。
とはいえ、塩がとってもコンパクトだったので、そんなに大層なものは買えません。

友人みたいにパディントンベア(大英博物館スペシャルが愛らしく、心惹かれたのは事実)を買ってしまったら
一発アウトです。
両手のひらにちょうど収まる位のそんなに大きくない何かということで探しました。

ここでしか買えない、は許可する

2つ目に、ここでしか買えないものに限ることです。
あるあるなのですが、素敵だなと思った製品が実はメイドインジャパンだったりするわけです。
それはさすがに面白くないでしょう。
日本製でも海外輸出専用のバージョンだったりすればまた別なのですが、
それでもその土地でしか本当に買えないものが旅の思い出としては最高なわけです。

なのでここでしか買えないもので、自分の心に響くものがあった場合
即決こそしませんが、優先候補として吟味するようにしています。

私が購入したパステルは、幸いメイドインUKだったので、
それを見た時点で即決オッケーにしました。
まだ旅の初めではあったのですが。

 

暮らしに溶けきるものはよしとする

最後に、自分の暮らしに馴染むもの、という条件も入れています。
パディントンベアは微妙なのかもしれませんが、癒しグッズとしてはありですね。
今回も容量さえあればもしかしたら買っていたかもしれません。
パステルにしたことで、仕事でも使う画材はバッチリなお土産になりました。

あまりいろいろ考えずに良いなと思ったものを、
何とか使ってみるというのももちろんありなのかもしれませんが、
この3つをなんとなく心に思っているおかげで、荷物が増えすぎて困るということがなくなり快適です。
わたしはしばらくこのスタイルで行くつもりです。

関連記事

PAGE TOP