手土産選びを楽しむ

お土産も手土産もあまり買わない方です。
が、今回、英国渡航にあたり、ほぼ無料で宿泊のお世話になる方々には
ちょっとしたお礼の品を持っていくことに決めました。

多少事前にやりとりをして相手の性格などは見えているものの、
文化も習慣も違いますのでなるべく負担にならないものをと思って考えてみました。

私なりの考えをお話しします。

ちなみに持参したのは、全員同じものです。
わたしの暮らす佐木島で、年に2回島の行事としてやっている、
塩炊きで作っている塩、ハンドメイドの「八重の塩」を持参しました。


※海水からみんなで焚き上げた「八重の塩」です@佐木島・三原市

消えものである

まず、第一に残らないものにすると決めました。
装飾品などは、ぴったりとその人の趣味に合えば最高なのですが、
外してしまうとまずいことが多いものです、残念ながら。

そういう意味では使っていると次第に古くなってしまうようなもの、
たとえばタオルとかハンカチと言うのはアリなのですが、(お隣・愛媛のタオルは有名です)
もっと面白いものを、と思いついたのが地元の手作りの塩でした。

塩であれば料理に使えますし、場合によっては、美容目的でも利用できます。
そして世界的に見て海水園はどちらかと言うと珍しいのです。

たまたま自分の暮らす場所のオリジナルがあったので、
これはいいかもしれないと思って決めた次第です。

 

かさばらない

2つ目にかさばらないとことがポイントです。
ただでさえ重たい荷物を不慣れな土地で運ぶのは嫌なもの。
さらに今回自分の愛車を運んでいる以上、それ以外のを極限まで小さくしたいものです。
とは言え南から北へ800キロ近くの移動をするわけですので、服がそれなりに必要です。
といううか寒さ対策としての服が結構かさばりのです。

そう考えるとどんなに良いものであってもかさばってしまうと
が持っていくわたし自身がが辛いので、そこは死守しました。

幸い今回選んだ塩は手のひらに2つ乗る位の小さなものです。
ちょっとお試しのお土産としては充分すぎるサイズですし
かといって邪魔にもならないレベルで具合が良かったのです。

ほんの少しでいいので「らしさ」

かさばらなくて消え物であると言うだけではなくて、
もう一つもしできるなら、少しでもその人らしさが伝わるもの、と思っていました。
あわよくばコミニュケーションのきっかけになるような物品が尚更、と。

わたしの場合、自転車に乗るときに塩分補給としてこの塩を
普段から水のボトルに入れて使っていたので、同じ自転車乗りの方にはその使用法も勧めました。
余談ながら、水、もしくはお茶に少し塩を足すと言うのは、割と普通のことだったのですが、
少なくともわたしが英国で出会った人々にとっては一般的ではなかったらしく、
それ面白いと言ってもらえたのが思わぬ収穫でした。

溶かさずに粒タイプのものを持ち歩くのも良いのですが、
近距離なら特にあらかじめ溶かしておいた方が手もベタベタしないし、便利ではあります。

お土産選びの参考になれば嬉しいです。

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