London Edinburgh Londonに参加して考えたこと

London Edinburgh Londonなるウルトラサイクリングイベントに参加してきました。
イギリスのロンドンからエジンバラを往復する、
約1500キロ(制限時間は5日間)を走る大会です。

残念ながらブログの設定を誤ったようで、パソコンを持っていたにもかかわらず
どうにもこうにも編集画面にログインができなくなり更新を止めてしまいました。
が、わたしは生きていますので、順次綴って行きます。

さて今回大会は大嵐のために2日目にして異例の中止判断がなされ
本来の折り返し地点までは行くことは叶いませんでした。
約1000キロ走ることができた中で、強く考えさせられたのが
本当の強さは何か、と言うことでした。

さて、自転車競技はそもそも、平均的な日本人体型人間にとってはとても不利です。
そもそも機材がそういうふうに設計されていませんし、(身長175センチくらい前提)
体の小ささ故に出力できるパワーにも限界があります。

まるでマラソンを100メートル走かのような勢いで走る、(自転車ですが)
そんな剛脚の参加者に次々と追い越されて行きます。
自分の小柄ゆえの限界を感じたりしましたが、それは最初のうちのこと。
最終的に、本当の強さは脚力でも体格でもないという結論に至りました。

 

最後の1秒まであきらめない

ひとつ目は、最後の1秒まで決して諦めないことです。

体格に恵まれてないのでパワーがない。
なんだか今日は調子が悪い。
言い訳はやろうと思えばいくらだってできます。

でも逆に言うと最高のコンディションで最強の体を持ってる人ばかりでしょうか?
もちろんそんな事はありません。

体調をしっかり整えたつもりでも、普段と違う食事でお腹がやられてしまうかもしれません。
フィットした愛車が大会の前日に盗まれてレンタサイクルで出走しないといけなくなるかもしれません。
そんな時に関門時間が迫っていたとしても、最後の1秒まであきらめない人は強いです。

自分のペースを保つ

2つ目は、他人と比べず、自分の心地よいペースを保つ勇気があることです。
もしかしたら、違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが
ペースを保てることは、勇気だと思っています。
大会のように周りに人がいっぱいいるときにはついつい人と比べてしまうものです。
あの人私よりずっと早いとか、追いつかなくちゃと言ったように。
それをグッと押さえて、自分の快適に集中して、ひた走るのは案外難しいものです。
ペースを乱してしまうと、日帰りサイクリングで数十キロ程度なら影響は少ないですが、
複数日にわたり距離が1000キロを超えてくると話は変わってきます。

どんな状況でも楽しむと心に決める

最後に1番強力なのがどんな状況であっても、
できる範囲で最大限楽しむと心に決めていることだと感じました。

この大会は4年間に1度で次のチャンスは1番早くて2029年です。
それがいくら荒天のためだとは言え、途中で中止になったら当然しょげるわけです。
が、それでも1部でも楽しく走ることができたと感謝できるのは強い心あってこそです。

 

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