わたしがまだモーレツサラリーマンをやっていた時代に
同僚かふと発した言葉をふと思い出しました。
それは、忙しい時こそお花をお部屋に飾るのがいいよね、というもの。
曰く、どんなにバタバタしていたとしても
部屋に花が一輪あるだけでホッとするから、と。
いやいや、マジで忙しい時に花なんて無理でしょ。
それまだ、追い込めて無い証拠でしょ。
当時はそう思ったものです。
ここ最近、ゲストハウスオープンのカウントダウンで
ばたついていろいろやらかしていたので、
よし、そんな時こそ、と庭の花を摘んできました。
※庭のコンクリ割れ目から覗いていたすみれをいけてみました@佐木島・三原市
ホッとできる
かつての自分が舞い戻ってきたように
今花いけてる場合ちゃうでしょ!
と10%くらいは実は思っていました。
ところが、です。
コンクリの割れ目から顔を覗かせていたすみれと
庭の端っこにいたハーブを摘んできただけなのに!
心がホッと落ち着いたのです。
失敗できない分刻みのお役所周り(そもそもその設定がよろしくない)
で大ポカをやらかし、また出直す羽目になったのですが、
まあ、そんな日もあるわな、と思い直すことができました。
部屋が明るくなる
食卓の真ん中に小さな一輪挿しを置いただけなのですが
それだけで、ダイニングルームの雰囲気がガラリと変わりました。
部屋が明るく感じられるようになったのです。
たった数センチの花の存在なのに、その効果たるや見事です。
味気ない部屋に彩りというだけではありませんでした。
生きた何かがあるってそれだけでエネルギーを感じられるのだな、
としみじみと思った次第です。
ちなみに、写真の一輪挿しは箸置きでもあります。
機能もありつつ、この美しい造形に惚れ込んで
値段も見ずに購入したお気に入りです。
ちなみに、おひとつ1,000円です。
安すぎますよね・・・むしろ心配だったりします。
余談ながら。
ちいさな幸せに気がつける
花をいけるぞ!と辺りを用心深く見回したことで
こんなところに居たのね!と思う小さな花を見つけられました。
ついつい遠くの目標を追っかけてしまいがちですが
すでに自分のすぐ近くにある幸せを見落として無いかな?
と考え直すきっかけになりました。
花屋にいってお金を出して買わずとも、
心を和ませてくれるには十分なお花が目の前にありました。
それと同じことが他のところでもあるんじゃ無いかな?
と気がつけたのです。
お花を飾る気持ちと時間の余裕は
今後も確保しようと決意した次第です。
みなさんも、バロメーターとして
お花のある暮らしをKEEPするのはいかがでしょうか?