・クルマはひとり2台以上
・駐車場料金無料が普通
とても日本の話とは思えないかもしれませんが
しまなみ界隈では、今でもそんな世界があります。
まあ、車離れが進んでいる若者世代は
その限りでもありせんが。
仕事用と趣味用に一台ずつ愛車がある。
同世代はそんな人間が多いのですが
わたしはクルマをもっておらず、
今後所有する気もありません。
しまなみ暮らしでクルマなし?
そんなことできるの?
よく聞かれますが、
できます、がわたしの答えです。
※夕暮れを眺める@三原市
代わりになるものを用意する
・ものを運ぶ
・移動する
これが主たる目的であれば、
クルマ所有の代替手段はいくつか考えられます。
・バイクを使う(荷物かごをつければかなり大きいものも運べる)
・自転車に乗る(リュックを背負えばある程度まで運べる)
・身一つに絞り公共交通機関に頼る
・本当に必要なときだけレンタカー利用
暮らす場所や体力、時間的なゆとりによって
選べる手段はもちろん変わってきます。
が、どうしても自分のクルマでないとできない。
そんなことは案外ないものです。
農業がなりわいで日々仕事でガッツリクルマを使う、
なんて方はさすがにそうは行きませんが・・・
助け合いで解決
二つ目は、助け合いに頼ることです。
わたし自身もときどきするのですが、
要は友人にお願いする、ということです。
愛猫の通院や、大型家具の搬送でたびたびお世話になりました。
島暮らしでは、本土への買い出しで
高齢のご近所さんの分もまとめて購入する話を聞きました。
(その友人は、ご近所さんから普段野菜をたくさんいただいていて
お礼に買い物を引き受けているそうです)
持ちつ持たれつでお互い助け合える間柄の方がいるなら
これ以上有難いことはありません。
すでにある仕組みを活用する
三つ目は、すでにあるものをうまく利用することです。
・スーパーの配達サービス
・ネットスーパー
・コミュニティバス
・ホームセンターの軽トラ貸出し
地方都市だからこそのサービスも存在しています。
それらをうまく組み合わせて使えば、
日常の移動や、物の運搬のハードルは下がります。
自分のクルマがないと困るよ。
あちこちからそう言われ続けて半年。
特に不便なく、楽しく暮らせています。
いやいや、やっぱりわたしの暮らしにマイカーは要る。
そう思ったタイミングで入手を考えたらOK。
しまなみ暮らしには自家用車必須。
最初からそう思わなくていいのでは?
とお伝えしたく、書いてみました。