サイクリングでつちかった能力のひとつが、重ね着です。
能力とまでいうと少々大げさかもしれませんが。
昼間は気温が上がるけれど、朝晩は寒いくらい。
そんな今頃の時期に大活躍の重ね着効用を紹介します。
涼しい時は長袖にする代わりに、半袖に、アームカバーを追加。
さらに涼しくなったら、長袖の下にアームカバーで保温。
下り道や、木陰では、ベストを羽織る、など。
普段の暮らしにも取り入れた結果、
衣替えがグッと楽になったり
旅の荷物がコンパクトになったり、
洗濯物が乾きやすくなったりといいことづくめでした。
※木陰に入ったら、ベストで体幹を冷やさない工夫を@大津市
調整が気軽にできる
日中と朝晩の気温差がある日にお出かけするとします。
こんな時、服をどのように選びますか?
どちらでも対応できるように、長袖と半袖と両方持参。
パンツなら、長いのと短いのを両方。
それもひとつのやり方です。
わたしがお勧めしたいのは、
上着なら半袖にアームカバー、
下穿きなら、半ズボンにレッグカバーあるいはタイツ。
こんな感じの重ね着スタイルです。
日中気温の高い時間帯は、カバーを外して涼やかに、
一方、ひんやりしがちな朝夕はカバー付きで保温がかないます。
長袖半袖を着替えるのも悪くないですが、ちょっと面倒ですよね。
それゆえ、寒いのに我慢、暑いのに我慢が発生しがちです。
結果、風邪をひいたりなど体調不良につながる可能性があります。
一方、重ね着であれば、より気軽に形態を変えることができ
自分の好みや環境に合わせて調整が簡単にできるのが利点です。
旅で荷物を減らせる
荷物をなるべく減らしたい。
サイクリングが代表的ですが、そんなお出かけにも重ね着をお勧めします。
温度帯に合わせた複数種類の服を用意する代わりに、
・アームカバー
・ベスト
・レッグカバー
・タイツ
といったグッズと、いちばん暑い想定に合わせた衣服で置き換えてみてください。
半分とは言いませんが、かなり荷物をコンパクトにできるはずです。
半袖と長袖の2枚が、半袖にアームカバーになるか、
長袖の薄手と厚手が、長袖にアームカバーになるかは、お好みです。
好みに合わせて、試行錯誤してみてください。
洗濯のとき乾きやすい
物量がコンパクトに収まる、ということは、意外なところにも影響があります。
それは、洗濯物の乾きやすさです。
長袖一枚より、半袖一枚とアームカバーの方が圧倒的に早く乾きます。
乾燥待ち時間を減らせることで、時間にゆとりが生まれます。
「乾きやすい」
地味ながら日常に効いてくるこの利点を活用しない手はありません。
洗濯物を外干しするかたなら、「干しやすい」も追加できますよ!
おしゃれな人のすることでしょ。
そう思って避けていた重ね着ですが、今はライフハックと認識しています。
ぜひ試してみてください。