しまなみも、人生も楽しめるかどうかは自分しだい

念願叶って瀬戸内しまなみ暮らし、離島暮らしを始めて1ヵ月と少し。
なんと昨日から本土の山の手にある実家に愛猫ともども戻っています。

海から離れたらネタが尽きてしまうではないか!と一瞬不安がよぎりました。
が、今の状態をネタにすればいいじゃないか!

と言うわけで、この予定外の状況を楽しんでいるお話をします。
決して酸っぱいブドウの合理化や負け惜しみではありません。
気持ち次第で物事の見え方はがらりと変えられます。

ちなみに、今回の予定外。元はというと仮住まいに3ヶ月はいられる予定が変わったのがキッカケです。

本住まいになる物件への移動が今月中にはできそうにない。
そして警戒すべき台風10号も近づいている。

この状況を勘案し、まさに台風が直撃する月末の移動を避けるため、
泣く泣く佐木島を後にした次第です。


※近くて遠い、三原の市街が見えています

できないことよりできていることに注目し感謝する

予定が変わってできなくなったことではなく、
それによりできていることに注目してみませんか?

今回のわたしであれば、すぐ目の前に海がある環境はなくなりました。
が、18年間過ごし目をつぶっても歩けるほど馴染みの土地に戻れました。

実家は高齢の母が施設に入って以降5年近く空き家になっています。
月一回ペースで風を通しに帰るだけよりは、人が定住する方が家がずっと傷みにくいです。
もちろんわたしの手が空いた時間に片付けを進めることもできます。

そして本土なので、いろいろなものが島よりも手頃に手に入ります。
船賃も掛かりませんので、移動の費用もぐっと抑えられます。

そう考えると、うまい具合に実家のメンテナンスチャンスができてよかったと思えて、
むしろこの状況に感謝ができました。
島で自分の物件に手一杯であればとてもではないけれど、実家の面倒は見れませんので。

一発合格をねらわない

気持ちの持ちようとして、長い目で物事を見ようとすることもお勧めです。
今回わたしは確かに1ヵ月と言う短期で島暮らしを一時停止することになりました。

ただそれがずっと続くわけではありません。
そもそもそうはわたしが絶対にさせません!と断言します。

今後10年20年と島暮らしが続くとしたら、島にいない少しの間を嘆いて、
まるで世界が終わったかのように感じるなんてもったいなさすぎます。

そもそも、最初から予定通りの一本線で物事が進むなんてほぼ奇跡なわけです。
なので起きたことを嘆くよりも、今できることに集中する方が良いに決まっています。
最終的に自分の命があるうちに行きたいところに行ければそれでいいじゃないですか。

一発合格、寄り道なしのゴールを当たり前のように狙いすぎると落ち込みますので、ご注意を。

自分をねぎらうクセをつける

最後に、自分をねぎらう癖を持っておくと、
予定以外の何かに対してどんと構えられるように思います。

今回で言うとたったの1ヵ月で島暮らしが終わってしまった。
ではなくて、1ヵ月すごしたおかげで様子がすごくわかったのだから、その行動できた自分は偉いと。
若干ナルシスト気味ですが、いいんです。

そのくらい褒めておかないと、東アジア系クソ真面目人間は
ついつい悪い方向に自分をおとしめがちですから。

日本一新幹線駅から近い便利な離島と称される佐木島ですが、
自家用車なし、自転車のみ人間のにとっては遠い道のりでした。

重量5キロの猫を抱え、荷物も持っての移動は残念ながらそんなに簡単ではなかったです。
とはいえ、なにより猫様のご機嫌を損ねることなく、事故なく移動できただけで御の字です。

島定住できるよう着々と準備を進めていきます。

 

 

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