海の環境を考える一日、なるイベントに参加してきました。
三原市沖の小さな離島、小佐木島の海岸で
親子連れメインの総勢37名で袋片手に清掃。
旧友に誘われ、普段なかなか訪ねるチャンスのない島に行ける!
という不純な動機ではありましたが、学びが多くありました。
※美しい海岸と思いきや、近づいてみるとプラごみだらけ、掃き溜めになっています@小佐木島・三原市
環境問題に目を向けるきっかけになった
一つ目は、そりゃ、まずい!
と自分ごととして環境問題を考えるきっかけを得られたことです。
プラスチックによる海洋汚染は聞いたことはもちろんありました。
が、その量を具体的に把握はしていませんでした。
なんと、ジャンボジェット(もはや古い単位ですが)5万機分の
プラスチックゴミが毎年海洋に流出し続けているとのこと。
そして、驚くことに瀬戸内海で区切っても、
その数実に、250機分というとてつもない量になるそうです。
瀬戸内海、言ってもそんなに広くないのに。
また、ペットボトルは自然に分解されるまでなんと600年だとか。
子ども達の方がむしろ「それ知ってるよ」の状態でした。
いやはや。
その辺にゴミポイ捨てなんてもちろんしないですが
プラスチック製品が当たり前、を少しずつ変えて行かないと。
流通する母数を減らして行かないと、ゴミは減らせない。
そう思わずにはいられませんでした。
普段交流しない層と交流できた
二つ目の収穫は、お子さんが小さい世代と交流できたことです。
今回のイベントでは、未就学、低学年の児童がメインでした。
よほど意識して行動しない限りは、
子どもの歳によって交流する層がつい区切られがちです。
わたしも例に漏れず、でしたので、
普段交流のない世代とおしゃべりができたのは新鮮でした。
我が子とはちょうどひとまわり近く違う、子どもたちの親の悩みは
自分のときと変わっていることもあったり、そうでなかったり。
今は、お昼寝無理にさせないのね、とか。(地域性もあるかも)
食べムラが気になってしまうのは、変わらないのね、とか。
子どもたちが手にしているお菓子にも時代の流れを感じました。
ゆるい繋がりを作れた
三つ目は、ゆるいつながりを構築できたことです。
6月オープン予定のゲストハウスでは飲食営業も可能です。
わたしは宿泊で手一杯なので、飲食はできればコラボしたいと思っています。
そんな話をすると乗ってくださった方がいました。
自分ではないけど、そういうのを探している、というお話も。
なんとも、ありがたいことです。
わたしがゲストハウスの物件を入手した時もそうですが
ゆるい繋がりって結構いい方向に効くんですよね。
チャンスは直接の友人より、その先の先くらいから、
ということが多いように感じています。
特にUターン、Iターンした方には
地域のイベントへの参加をお勧めします。