しまなみ暮らしをして良かったこと。
・新鮮な食材が手軽に入手できる
・いい意味で人との距離が近い
・空がどこまでも広くすがすがしい
・生活リズムが整った
思うままに書き出しても多々ありますが
出かけよう、と思う気持ちがより強くなっています。
これが中長期的に見て、いい影響だと感じます。
とはいえ、出かけよう、というよりはむしろ
出かけないと人生損してる、くらいの強迫観念レベルです。
そのわけをお話しします。
※のどかなみかんばたけの向こうに造船所@三原市
自然と工業地帯が混在
一つには、景色の妙があります。
工業地帯は工業地帯、畑は畑。
そして住宅地はまた別。
そんなふうにキッパリと区域が分かれておらず
・みかんばたけの後ろに造船所と建造中の大型船
・小さな漁港の後ろに聳える大工場
・静かな浜辺のすぐ横に火力発電所の巨大な構造物
といった、ちょっと面白い景色が広がっています。
何もかもが分かれてスッキリしているのとは逆で
いろいろがごちゃ混ぜ、とも言えるのですが。
わたしはこの凸凹感のある眺めが気に入っています。
自然と人間の作ったものとまとめて同時に楽しめるって、
なんだか面白いじゃないですか。
脇道が多い
二つ目は、道がゴチャゴチャしていること。
人ひとり通るのがやっと?なんて市道もちらほら。
私道なのか市道なのか怪しいところは多々。
それで何が面白いかというと、同じようなルートを歩いても
飽きるまでに時間がかかるのです。
一本道をそれただけで、街の表情が、風景がまるきり違って見えます。
広い道だと思って入ったら、進むにつれて道幅がだんだん狭くなって
挙げ句の果てには、洗濯物が頭上をひらひら、なんてことも。
まるで昭和、いや、まるでアジアのどこかの街角か。
路地探索の楽しみは尽きません。
住宅街を縫って歩いていたら
視界がパッと開けた先に海の眺めが広がる、
というパターンもしまなみならではです。
夜だと真っ暗
三つ目は、夜がしっかり暗いことです。
徒歩で移動するなら、懐中電灯は必須です。
反射ベストもあれば、事故防止のためなおよし。
(若者はあまり身につけませんが)
月のない夜だと、足元が全くと言っていいほど見えません。
街灯も数百メートルおきだったりするので、
本当に、文字通り闇が広がります。
日が暮れたら最後、真っ暗な世界に一変してしまうので
明るいうちに出かけておかなくては!
と自然と思うようになります。
時間を気にしないでいつでも好きな時に出かけられる。
そんな都会は気楽でいいのですが、うっかり無茶しすぎて
疲れを溜めてしまうように思います。
健康的な生活がしやすいしまなみ、いかがでしょう?