長距離サイクリングでは単独走を好みます。
複数名のペースが、休憩、写真、脚力もろもろ。
全てを勘案してピタッと合うことはまずなく
それをどちらかに合わせるデメリットの方が大きいと考えるからです。
が、中距離までのサイクリングだとそんなこともなく、
グループでワイワイするのは良いことづくめと感じます。
ひとりで行けば早く行ける。
みんなで行けば遠くまで行ける。
そんなことわざもありますが、
みんなで行けば、早く行ける、になるのがグループライドです。
先日、カキオコを目指し総勢9名で出かけてきました。
振り返りつつ、グループライドのメリットをお話しします。
※かきおこ(牡蠣の入ったお好み焼き)というより牡蠣焼き?@岡山県備前市
頑張る人を見ていると頑張れる
一つ目は、みんなと一緒だと頑張れる、です。
ひとりだとついついダラダラ走りがちです。
自転車でも、ランニングでもそうですね。
でももし前に、自分よりちょっとペースが速い人がいたら?
なんとか追いついてみよう、という気持ちがわいてきます。
もちろん、相手があまりに速ければ難しいですが、意外と頑張れますよね。
向かい風が強くなってきた
上り坂がしんどい
そんな心折れる瞬間もありますが
(特に冬の向かい風なんて辛すぎます)
ワイワイ喋りながら走ったら楽しいものです。
不思議と、単独でトレーニングしている時より
ペースが速かったりすることだってあります。
風除け効果は絶大
二つ目は、忘れてならない風除け効果です。
ひとりで走っていると、全て自分が風を受けなければなりません。
が、前に人がいたら?
ひとりいるだけでもそうですが、数名、もっと、と増えていくと
状況によっては無風にすら感じることがあり得ます。
トライアスロンで人の後ろについて楽をする、ドラフティング禁止が言われるのは
そりゃそうだよな、と納得できます。
人のすぐ後ろを走るリスクはもちろんあります。
ひとりでならある程度ボヘーっと走ってもいいところ
より慎重に走らないと他人も巻き込んでの大事故になりますから。
休憩のおしゃべりでチャージ
そして、三つ目が、休憩をこまめに取れること。
ひとりだとついつい休憩せずにズンズン進んでしまう。
そんなことはないでしょうか。
でも仲間がいるとそういうわけにはいきません。
お手洗いが自分より近い方もいます。
そうすると、休憩回数は自ずと単独走のときより増えます。
・疲れ切る前に休める
・休憩時間に喋る相手がいる
こまめに休憩し、体力を使い果たす前にチャージできる。
結果として、目的地へ早く到着できます。
ひとりが気楽。
そう思っているサイクリストのみなさん、(わたしもですが)
たまには、グループライドも楽しみましょう。