サイクリスト仲間と、奈良南部を走ってきました。
石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳で有名な明日香村です。
大阪の拠点から集合場所までは片道約70Km。
今回、わたしは往復とも電車での輪行を選びました。
(本当は復路自走のつもりでしたが、あまりの寒さに諦めました)
他のメンバーは、車載と自走で集合でした。
遠出サイクリングの際、スタート地点までのアクセスについて
それぞれの利点を考えてみました。
※冬が近い棚田@明日香村
自走でどこまでも
いちばんシンプルなのが、自力でどこまでも走ることです。
メリットはなんといっても自由度が高いことです。
輪行袋も不要、車載グッズも不要。
機動力も高いです。
・寄り道、ルート変更 すべて気楽にできる
・人身事故や渋滞といった事態に巻き込まれにくい
・到着予測が立てやすい
一方デメリットは、サイクリング初心者には少々ハードルが高いことです。
・それなりに体力を使う
・集合場所まで遠いと大変
ある程度脚力がついてきてからトライしてみてください。
ひとりだと寂しいかもしれませんが、もし、近所にお仲間がいれば
行きは0次会、帰りは二次会的に楽しく過ごせてお得です。
電車で輪行
初心者にもお勧めしたいのが、
公共交通機関を利用しての輪行です。
バスや船もありますが、圧倒的に電車でしょうね。
通常は、輪行袋に格納することで、電車への持ち込みが可能です。
メリットは、
・移動中に体力温存できる
・車より到着時間の予測が立てやすい
デメリットは、
・ラッシュアワーには利用しにくい
・大人数では利用しにくい(日本だけかも?)
といったところでしょうか。
もし目的地方面にサイクルトレインがあればラッキーです。
地域おこし的に地方の私鉄が導入していたりしますので
お出かけの予定があるときには是非調べてみてください。
これまで利用した中で、秀逸!と感動したのが福井のこちら。
えちぜん鉄道・サイクルトレイン
残念ながら今年度は、新幹線延伸の影響で休止?のようですが。
少し制約はありますが、しまなみでも取り組みがあります。
サイクルトレイン「えひめ・しまなみリンリントレイン」
車載で近くまで
気楽という意味で群を抜くのが、車載です。
・プライベート空間で移動できる
・自分で運転する安心感
・自走同様、途中の自由度も高い
といったメリットがある一方
デメリットもあります。
・渋滞に巻き込まれたら最後
・到着予測が他の手段よりつけづらい
・集中力がそれなりにいるので、体力温存にはならない
・家族と共用の車だと使用タイミングが難しい
・レンタカーは自転車そのままの搭載NG
とはいえ、一旦車載用のグッズを購入してしまえば
サクッと動けるのは確かです。
遠出サイクリングの回数が増えてきたら
導入検討してみてください。
帰りに温泉に、なんてときは
マイカー車載は最強です。