しまなみグループ旅を楽しむコツ

しまなみ海道の旅を、10人を超えるような大人数で楽しみたい、
と思われる方もいらっしゃることでしょう。

そんな時、より快適に旅を楽しめるコツを提案してみます。

  • メインルートから外れる
  • しまなみ海道から外れる
  • 観光客の多い時期を外す

※わいわいグループライド@生口島

メインルートから外れる

1つ目は、いわゆるしまなみ海道のメインルート、ブルーラインから外れることです。
尾道からカウントして1番最初の島と次の島、向島と因島ならば島の東側が、
更に次の生口島であれば島の南側、次の大三島であれば島の西側が、
それぞれブルーラインから外れており、比較的のんびりと旅を楽しめる地域です。

観光客の母数がもともと少ない分、食事処や観光施設は少なめになってはきますが、
お店が混みすぎていて並ばないといけないなんて事も少なく、自分たちのペースで旅を進められるのが魅力です。

特に大三島の西側地域は風光明媚で、オススメです。
角を曲がるたびに思わず声を上げてしまいそうな景色が続きます。
同時にかなりのアップダウンが続くため、サイクリング初心者にはおいそれと推せないところではありますが、
そんな時は電動自転車を迷わず借りてください。
以前と比べると航続距離も長くなり、お店によってはバッテリー貸し出しサービスまであったりしますので、安心です。

しまなみ海道から外れる

2つ目は、しまなみ海道から潔く外れてみることです。

例えば、ゆめしま海道や、とびしま海道はテッパンですし、
お手軽に秘境感にどっぷり浸るなら、向島のすぐ西にある岩子島や、生口島、因島のお隣、佐木島がもってこいです。

岩子島は、向島から橋がかかっているため、アクセスが容易なのがウリです。
尾道からスタートする場合でしたら、距離も短くなるため、
例えば初心者のサイクリングだったとしても、負担少なく回ってくることができます。

佐木島については港が佐木、須ノ上、向田と3箇所あり、アクセスの自由が利きます。
そして1番の売りは1周10キロ(本当に外周をきっちり回ると12キロ)なんと全く信号がないことです。

しまなみ海道のメインルート近辺から考えると交通量も観光客も段違いに少なく、
たとえ道幅いっぱい広がってサイクリングしたり、
あまりの絶景に見とれてドライブ中いきなり車を停めたとて、迷惑になることがほぼないほど静かでひっそりしています。

佐木島では、一棟貸しのお宿が徐々に増えており、合宿のようなグループ宿泊もやりやすくなりました。
絶対数こそブルーライン沿いに比べると少ないもののむしろ選択肢が少ない分、
じっくりと、自分の目的に合ったものを選べるのが利点です。

観光客の多い時期を外す

3つ目は観光客でごった返す時期をなるべく外して訪問することです。

春先と秋の気候の良いタイミングは、インバウンド客も日本人もとにかく多く、
大人数で旅をするとなったときになかなかお店に入れなかったり、そもそも泊まる場所に困ったりしやすいです。
移動するのも滞在するのもとかく動きづらくなりますので。

同行するメンバーの都合がつかないことにはもちろん元も子もないのですが、
しまなみ海道の賑わいが少し落ち着く冬場に旅を検討してみてはいかがでしょうか?

また、ハイシーズンであっても、土日祝日を避けて週の真ん中付近で旅を計画すれば、
少なくとも日本人観光客の大半とバッティングしなくて済みますので、ぜひお試しください。

今後の旅をより快適にするヒントになっていれば幸いです。

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