サイクリストの聖地、しまなみ海道を自分の愛車で走ってみたい、でも道中の荷物は減らしたい、
せっかくの機会なので、しっかり目に走り回りたいなど、
すでに何度かしまなみ地域に足を運ばれている方なら特に、あれこれと欲が湧いてくるかもしれません。
そんな時に使えそうなアイディアをいくつかご紹介します。
※折りたたみ自転車ブロンプトンは走行性能・携帯性のバランスが良いです@三原市・佐木島
レンタサイクルもいろいろ
1つ目はレンタサイクルを自分の目的に合わせて細かく選ぶことです。
借りた場所でその日のうちに返却をしないといけないところだけではありません!
指定場所への乗り捨てができたり、何日間もレンタル可能なサービスを提供しているお店もあります。
また、自転車の種類も街乗り・カゴ付きでありながら小型の電動自転車から本格的なスポーツタイプのロードバイク、
ミニベロと呼ばれる可愛らしいサイズの自転車に 後ろにお子さんを乗せることができるもの、
お店によってはなんと二人乗りタンデムまで多種多様です。
本州の玄関口尾道、四国側の玄関口今治以外の場所でレンタサイクルをピックアップも可能です。
そこまでは船あるいは高速バスで行くなんていうフレキシブルな利用方法もありますよ。
旅に出かけるメンバー、旅の日程に合わせてご自身のやりたいことになるべく近づけるようなサービスを探してみてください。
自分の自転車を運ぶ手段はこんなにあります
2つ目は、自分の自転車でしまなみ海道を走ってみたい方へのお話です。
自宅から目的地まで自転車を飛行機、あるいは電車バスなどの公共交通機関で輪行するのが最もオーソドックスなパターンです。
ただこの方法を取るとなると、街中の移動が大変になります。
例えば大都市圏の自宅から通勤通学時間帯にかかるタイミングで移動しようものならまさに地獄です。
周りにも気を使いますし、そもそも大きな自転車を持って乗るスペースすらままならないこともあり得ます。
そんな時に使えるのが宅配サービスです。
自転車専用の配送サービスもありますし、
(例えばシクロエクスプレス。行きと帰りは別々の予約になるので、同区間の往復でなくてオッケーです)
単身引っ越しパックのような運送会社各社で既にある仕組みを利用して、
滞在先の施設に配送すれば、道中は手ぶらで気楽に移動できちゃいます。
自転車だけでなく、日用品や着替えなどの荷物を滞在先にあらかじめ送っておくサービスもあります。
往復宅急便などと呼ばれています。
このやり方であれば道中でうっかり柑橘類をどっさり買い込んでしまったとしても大丈夫ですね。
船を織り交ぜたらお手軽かつ楽しみ二倍
3つ目は船を上手に使うことです。
しまなみ海道、自転車の旅と船はとても相性が良いです。
行きたいところが複数あってそれらが少し離れてしまっている場合は、
その間は無理して走らず、船で上手にショートカットしてしまいましょう。
海の上から眺めるしまなみ海道は、また一味違った風景で楽しめます。
夏の暑い時期であっても、道路の照り返しの暑さから逃れられて、橋の高さまでの坂道もなく、
海風でクールダウンでき、心地よい時間が過ごせることも請け合いです。