柑橘類に魚介類においしいものが盛りだくさんのしまなみエリアですが、
いわゆる観光客向けのお店だけではなく、ディープなところに行ってみたい方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にお勧めの食の楽しみ方を3つ提案します。
※絶景つき朝ご飯@大三島
地元民であふれる店に行く
1つ目は、地元民率が高いお店に行くことです。
観光マップやガイドブックには掲載されていない、もしくはあまり大々的に取り上げられていないけれどもいつも常連さんで賑わっているようなお店です。すぐに入ったら埋まってしまうような定食屋であったり、町中華であったり、お好み焼き屋であったり。
店内は普段着の人々で溢れ、地元の方言が飛び交い、もしかしたら店主は観光客相手の店ほどに愛想は良くないかもしれない、そんなイメージのお店です。
メインルートからすこし外れた裏路地にあり、地元民からのレビュー数が多いお店が狙い目です。
Google Mapsを片手に、面白そうな店を探してみてください。もしかしたらハズレもあるかもしれませんが、ときには冒険も楽しんでみてはいかがでしょうか?
無人販売のみかんや野菜を購入する
2つ目は、無人販売所を利用することです。
おもに果物や野菜が手に入ります。
色や形はスーパーに並ぶものには叶わないものの、非常にお手頃にかつおいしいものに巡り会える確率が高いです。
場合によってはみかんが20個ほど入った袋が100円なんて破格なこともあります。
そこまででは無いにしても、無農薬のレモンや野菜など、
大都市圏では考えられない価格設定のことが多々あります。
特にオススメなのはあまり都市部で流通しない青レモンです。
シーズンである10月ごろから年内いっぱいまで、道の駅や無人販売所で幅をきかせています。
黄色いものと比べて酸っぱさだけでなく甘みもあり、とても香りが強烈なのが特徴です。
そして柑橘胡椒の素材として薬味的なものからお菓子として主役の使い方まで幅広く楽しめるので、
見かけたらぜひ連れて帰ってやってください。
とは言え、レモンにしろ野菜にしろ重量物ではありますので、
サイクリング中や徒歩旅の場合は、うっかり調子に乗って買いすぎないようにご用心ください。
買いすぎてしまった場合は、コンビニから荷物として送ってしまう手ももちろんありますが。
スーパーで買い物してみる
3つ目は、スーパーでの買い物です。
これはわたし自身が大好きな旅の楽しみ方のひとつでもあるのですが、
スーパーに行くと、その土地ならではの物品が、どこにでもあるような一般的な商品の中に紛れて売られているのが面白いです。
そしてたとえ同じ商品であっても、普段の生活圏で見かけるものと
1パックの量や販売単位が多かったり少なかったりで生活の違いが垣間見えるかもしれません。
宿泊場所で調理が可能な場合は、というか、むしろそういった宿泊場所をあえて選択することで
旅の楽しみをさらに追加できます。
ぜひ無人販売や地元スーパーで新鮮な食材を手に入れて、地元ならではの食事を楽しんでみてください。
しまなみエリアは、海鮮のご馳走が売りのお宿も多いですが、
食事は無しで、自炊あるいは近所のレストランでの食事が前提のお宿もあります。
お料理が好きな方に特におすすめしたいのが、こちら海soraアネックスです。
なんと、180度迫力のオーシャンビューに、本格的なキッチンで絶景を楽しみながらの食事ができるんです。
お部屋も広々としており、お風呂も清潔感たっぷりで過ごしやすいです。
唯一の難点はかなりアップダウンを超えた先にあることでしょうか。
公共交通機関では多少アクセスが面倒ですが、脚力に自信のあるサイクリストの方、自家用車で旅される方にはもってこいです。