わたし自身が自転車乗り(自転車狂)ですので、
たたみかけるかのようですが、自転車の話題を続けます。
しまなみ海道を走りたいけれど、もうすこし自転車に慣れてから、
尾道から今治まで走れる体力がついてからにしよう、
などとお考えの方もいるかもしれません。
そんな方にこそ、むしろしまなみ海道で自転車デビューしてください、
と声を大にして言いたいです。
初心者さんにこそぜひ!と思う理由は以下のとおりです。
※楽しいグループライド@向島
体力やスケジュールに合わせ柔軟にプランを組める
1つ目は、なんといっても柔軟にプランを組みやすい点です。
島から島へは、バスや車だけでなく、船でも移動が可能です。
公共交通機関ですと、もちろん時間帯や場所は気にする必要がありますが、
途中で気が変わったり、疲れたりしても、ショートカットで船に乗ってみようかなとか
(ほとんどのケースで、自転車はそのまま載せられます)、
ここからは自転車を返却して(乗り捨てプランであれば可能です)バスで移動しちゃおうなんてこともできます。
とりあえず端っこまで走ってしまわないと帰れない!
なんてことがないのがアピールポイントです。
縦横無尽な、とは言い過ぎかもしれませんが、しまなみ海道の交通網を存分に活用し、
いろいろな乗り物を上手に組み合わせて、自分にフィットするしまなみ旅を作ってみてください。
ブルーラインが引いてあり走行ルートがわかりやすい
2つ目は走行ルートのわかりやすさです。
しまなみ海道メインルートにはブルーラインと呼ばれる青線が引いてあり、
これに沿っていけばまず迷ってしまう事はありません。
場所によっては、尾道、今治までの残り距離や、次の橋あるいは観光名所までの距離が指し示してあるので、
はじめての方でも心強いことでしょう。
少しわかりにくい部分があるとすれば、それは海抜0メートルから橋の高さまで上り下りする部分です。
すべてではないのですが、ところによって原付専用の道と自転車用の道が交差する箇所があります。
単独で走っている場合には、注意して見落としにくいと思いますが、
グループライドなどで談笑しながら走行している時などは、間違った方向に行ってしまわないよう十分にお気をつけください。
道なりに行くと、原付の道に行ってしまうなんて言う罠のような箇所もあります。
(たとえば、大島から大三島に帰ってくる時の大三島側)
自転車ショップ含め、道沿いにお店が充実している
3つ目はお店が充実していることです。
しまなみ海道の風景は、大体どこを切り取っても海も空も山も近いので、
初めての方にとってはとても人里離れたところに感じられるかもしれません。
ところがどっこい、もしかしたら興ざめか?とこちらが心配してしまうほど
メインルートのブルーライン沿いは普通に街です。コンビニだってあります。
ですので、食べ物飲み物に困る事はまずないですし、
メインルートブルーラインを大きく外れずとも自転車のトラブルを面倒見てくれるようなお店もちゃんとあります。
・・・と聞いたら、わたしも行けそう、と思っていただけたでしょうか?
もしそうでしたら、とても嬉しいです。
余談ながら、わたし同様ににゃんこが好きで好きでたまらんと言う方は
ぜひこちらのお店、サイクルラボシリウスをお勧めします。
看板猫のフレンドリーなさといもちゃんが、遊べ遊べとニンゲンの「相手」をしてくれることうけあいです。
併設のカフェでコーヒーを片手に素敵なにゃんこタイムはいかがでしょうか?