親との時間を楽しむ

おとなり岡山県の施設にいる母を訪ねてきました。

隣の県?とよく驚かれますが、
これが我が家の最適解で、今もそうです。

県内大前提で探すより、越境も考えた方が
総合的にいい答えを導けることがあります。

そんな話はまた別で詳しくするとして、
親との残り少ないかもしれない時間を大事にしたい。
最近しみじみと思うようになりました。

家で母を見ていた間は、生活を侵食されている感だらけでしたが、
今は気持ちにもゆとりを持って、母との関わりを楽しめるようになりました。

肩の力を抜くための、わたしなりの考えをお話しします。


※ついでの楽しみ、岡山グルメ探検で見つけたお店にて@岡山市

よかったことだけ思い浮かべる

親にしてもらってありがたかったことだけ考えるのがおすすめです。

命を脅かされるほどの扱いは言語道断ですが、
親たるもの、大なり小なりこどものしてほしくないことをしているものです。

特に長男長女だと親子ともお互いに不慣れで
肩に力が入っているので何かとやらかしがちです。

・センター試験前日に、早く寝ようとしているのに採点(母は元教師)のタダ働きを頼まれた
・妹とケンカすると、話を聞く前にわたしがまず叱られる
・わたしが屋根から落ちても、それによって割れた盆栽の鉢だけ心配される
・好きなことばっかりやってたら儲からんわ、と斬られる

自分自身を振り返ってみると、「勘弁してくれ」系は
ほぼネタ昇華しているものも含め割とあります。
でも一方で

・小学校高学年まで、夜中のお手洗いは毎回ついてきてくれた
・やりたいと言ったことを止められたことはない
・母子家庭だったけれど、お金の心配をしたことが一度もない
・孫たちをめちゃくちゃ可愛がってくれた

ありがたいことも同じかそれ以上に多いものです。

お手洗いのことはふと急に思い出しましたが
これ、自分ではできないなあと思いました。

できる範囲で無理しない

そしてできる範囲で無理しないことも大事と思います。

わたしと妹は、毎月母に会いに行こう!
と鼻息荒く言っていましたが、なんのその。

コロナ期間の厳格な面会制限もあり、
(きっちり管理してくださっていることに感謝)
それが半年に一回になり、1年に一回、さらにそれ以下と
母には申し訳ないことをしました。

それでも、ああ、ダメだなと思いすぎない。
これが大事です。
過去を反省するより、これからどうするかを考えたいものです。

ついでの楽しみをつくる

義務感だけでは続かない。
これがそこそこ長い介護生活を振り返っての気づきです。
何か、ついでの楽しみを作りましょう。

母の面会については、近場のグルメ探検を妹と楽しむことにしています。
ハズレもありますが、(今回も某店のケーキが甘すぎて幻滅)
それも含めて経験として楽しんでいます。
これは、地元の介護施設でないからこそできることではあります。

それにしても、岡山市内に店内喫煙可能なお店がやたら多いのってなぜ?
改正健康増進法で原則屋内禁煙になって、ずいぶん経つのに不思議です。
他の都市で、「喫煙可能店」って看板なかなか見ませんよね?

 

 

 

 

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