広々した家を楽しむ

田舎の家って広すぎて困りませんか?
と聞かれることがときどきあります。

わたしの答えは「問題なし」。
むしろ、この無駄とも言える広さを楽しんでいます。

移住を考えているけど、広い家、庭の面倒を見切れるだろうか。
そんな不安を持っている方の参考になるかな?
と思い、よく聞かれることを中心にまとめてみます。


※台所の一角にある大地の恵みコーナー。ゆとりあるからこそできること@三原市

掃除が大変?

いちばん聞かれるのが、これですね。
掃除、大変でしょう?という質問です。

そもそもですが、大変になるのは、
モノが多いからややこしくなるのでは?
というのがわたしの意見です。
問題は、広さより物量です。

広いとついついいろいろものを持ちたくなりがち。
その事実はたしかに否めませんが
そこをグッと抑えれば、快適空間を保つことができます。

あとは考え方と、やり方の工夫です。

・毎日全部掃除しようと思わない(曜日を決めるとか)
・メインで過ごす場所とそうでない場所で濃淡つけて片付け
・できる範囲で、ルンバなどに任せる
・庭掃除は友達も巻き込んで楽しくやる(BBQ会とセットとか)

どうでしょうか。
これならやれるかも?と思えたら嬉しいです。

暖房・冷房がもったいない?

あるある質問のTOPに入るのが、冷暖房費用。

新築物件であれば別ですが、
集合住宅にせよ、戸建てにせよ古いと断熱性は劣ります。
さらに広々物件だったらとんでもない、と尻込みしてしまう。
その気持ちはわかります。

これも、工夫でかなり乗り切れます。

・断熱性向上リノベを検討(補助金あり)
・ホームセンターでプチプチを買ってきて、窓に貼る
・部屋全体を温めようとせず、電熱ベストで自分を温める
・上記同様、ウォーキングなどで内側から温まる
・お風呂、足風呂を活用する

冬場の対策をメインに書きましたが、
夏場は同じ30度でも都会の30度と体感が違います。
しまなみは都会と異なり、コンクリートジャングルではありません。

周りが田んぼだったり海だったりのおかげで風通しよし。
これが体感温度を下げるようです。

寂しくなる?

広々しすぎて寂しくないか?

これもよく聞かれます。
わたしのように人間がひとりだと特に、です。

そんな瞬間がゼロといえば嘘になります。
が、広いからこそできることがあります。

それは友人を呼んで賑やかに過ごすこと。
あるいは、warm showersで旅人を歓迎すること。

お客様用の部屋、をぜいたくに用意できるのも
都市部の広々物件ならではの強みです。
うち来ていいよ!
と気軽に言えるって楽しいです。

 

 

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