しまなみも、毎日毎日見ていたら飽きませんか?
と尋ねられました。
わたしの答えは、いいえです。
理由は、
・自然が表情豊かで、完全に同じ風景がないから
(同じ季節でも、同じ時間でも日々眺めが異なります)
・あたらしい道をいつも探して楽しんでいるから
自転車生活においては、特に二番目が効いています。
知らない場所って不安では?と思うかたもいるでしょう。
わたしが迷わず楽しい、と言える理由をお話しします。
※行けるかな?(行けます)友人撮影@尾道市
迷ったらやってみる
まずは、そもそもの気質が大きいです。
迷って、やらないよりはやったほうが楽しい。
あたらしい道だけでなく、大体においてそう思っています。
そして実際にそう行動しています。
これは好みが分かれるところかもしれません。
でも、後でやってもよかったかも。
後悔したり、悶々するくらいなら
サクッとやってしまうのがおすすめです。
スッキリしますから。
つい、やらない方に振ってしまうなら、
影響や痛手がすくないところから
徐々に試してみてはいかがでしょうか。
ダメだったら引き返す
二つ目は、完璧を求めない思考です。
面白そうな道!
どこかにつながっているかも?
眺めの良い場所が開けるかも?
と期待してあたらしい道に突っ込みますが
いざ行ってみたら、収穫なしも多々あります。
・眺望どころか草木ボーボーで、ひっつき虫がお土産になった
・まさかの不法投棄コーナーだった
・いつの間にか私有地に入り込んでハラハラ
しまなみ界隈ではないですが
かつて、違法仕掛けなわに(事故防止で通常は存在を掲示する)
脚を挟まれかけた事件もありました。
探検には時折危険もついてきます。
(怪我がなく、不幸中の幸いでした)
そこで、しょげることなく、
じゃあ次は別のところへ!
と頭を切り替えるので問題なしです。
怪我しなければよしとする
三つ目が、怪我がなければマル、
と思うことです。
上述の仕掛け罠も、あわや自転車用の靴が壊れかける。
ドキドキの展開でしたが、それも友人の知恵で回避できました。
命を落とすことはもちろんダメですが
怪我がなければ、ネタだよね、と気楽に構えています。
地図上では、しっかり太い道なのに
途中から舗装がなくなり、幅もなくなり、
挙げ句の果てには、落ち葉と石がゴロゴロ。
そんなワイルドな道も面白いじゃないですか。
無理に自転車に乗車したまま通らずとも、
自転車を担いで歩いていけばいいのです。
ちなみに、写真の道は、行けなさそうでちゃんと行けますよ。
私有地かどうかちょっと怪しいと言えば怪しいのが難点ですが。
しまなみとひとくちに言っても、
ブルーラインだけではない楽しい道がたくさん存在しています。
何度も来訪している方には、ぜひ無理ない範囲で
「探検」を楽しんでいただけたらと思います。