この野菜持ってけー!
と旅人ですら声をかけられることが珍しくないしまなみ地域です。
ひとり暮らしなのに、あまりたくさん食べないのに、同じ野菜を立て続けにいただいてしまった。
そんな時にせっかくの気持ちを無駄にすることなく、美味しく楽しむ方法を考えてみました。
※夏野菜の酢の物。赤シソがいい色出してます
酢の物にすれば長持ち
最も手っ取り早いのは酢の物にすることです。
野菜を薄切りにしたものをビネガー液に漬け込みます。
専用容器でなくてもジップロックのような食品保存袋を使えばお手軽に作れます。
お酢をベースに、好みによって醤油やお砂糖などを追加。
香りつけにショウガ、ミョウガ。色つけするなら赤しそ。
スタミナ対応したいなら、ニンニクのスライスもありです。
歯応えをよくしたいなら、細切り昆布を混ぜ込むのがオススメです。
生で食べるより少し長持ちさせることができて、お腹にも優しい酢の物、いかがでしょうか?
ドレッシングに変身させる
2つ目はドレッシングに変身させることです。
ミキサーを使うのがお手軽です。
シソ、パセリ、バジル、ミントといった香りの野菜は生のまま。
玉ねぎ、大根や人参なら生でも茹でてもどちらもありです。
レモンなどの柑橘やイチジク、りんご、ナシなど果物があれば足してみても味わいが深まります。
大量にできてしまった場合は、食品保存袋や製氷皿を使って凍らせてしまうのもアイディアです。
ミキサーにかけたものを蒸しパンにまぜたり、クッキー生地にいれたり、
なんてのも良さそうです。
野菜嫌いな方、噛む力が弱って来たかたの栄養摂取にも使えます。
カレーにしたら勝ち同然
3つ目は野菜ごった煮のカレーを作ることです。
とりあえず最後にカレー粉を入れれば大体美味しくなる!
と言う楽チン高ポイントを狙います。
冷凍期間がちょっと長すぎた疑惑のある魚の切り身、肉、
野菜庫で枯れかけているショウガ。
そんな息も絶え絶えな素材たちを甦らせる手段でもあります。
いただいた野菜も、ミイラ寸前の素材もぜひまとめて楽しみましょう。
唯一の難点は、カレーが相当好きでないと食べ切る前に飽きてしまうことです。
家族人数の多い方、異常にカレー好きで1週間毎食カレーでも何ら問題ない方はぜひやってみてください。
ちなみに後者はわたしの事でもあります。
さすがにそこまでではちょっと。
そんな方にはアレンジメニューがオススメです。
たとえばパンの上にカレー、チーズをトッピングして
焼きカレートーストとして食べるのはどうでしょうか?
また、ごはんをビーフン、うどん、ラーメン、と
別の炭水化物に変えるだけでも雰囲気がかなり変わります。