冬の海を楽しみませんか?
瀬戸内の都市部でもうっすら雪が積もる。
そんな寒い時期ですが、あえて言います。
それは夏とはまた違った
冬ならではの海の楽しみがあるからです。
大丈夫です、さすがに寒中水泳をお勧めはしません。
(瀬戸内海なら若干ハードルは下がりそうですが)
※透明感が素晴らしい@尾道市
抜群の透明度
第一の理由は、見た目です。
景色は見た目が何よりですから。
この時期の海は抜群の透明感を誇ります。
空気も乾燥して、視界もクリアなので
風景写真を撮るにはもってこいの条件が揃います。
ちなみに冬の海の透明度が上がる理由は、以下の通り。
・濁りの原因となるプランクトンが海水温低下で減るため
・川からの土砂流出が夏場と比較して減るため
・表層部と水深の深い部分の海水の、入れ替わりが起こりやすいため
濁りを生じさせる複数の原因が減り、
かつ常に綺麗な海水が上がってくるからということ。
あと、海水浴客がいない、
というのもありそうですね。
静かに過ごせる
二つ目には、静かに過ごせることです。
写真の海水浴場は、夏場は平日でもそこそこ賑わいます。
尾道市内中心部からアクセスが良く、道もわかりやすく広いからでしょう。
駐車場にも困りませんし。
でも、冬場はこの通り。
見事に人っこひとりいません。
(時間帯によっては、釣り人が二、三人、いることはあります)
冬の海はおすすめと言っても
実際寒い中、出歩くのは少数派ということです。
撮影した日は、爆風しまなみ海道サイクリングとなったため
この海岸でほっと一息、保温ボトルのお茶を片手に休憩しました。
夕暮れ前だったので、そそくさと退散しましたが・・・
暖かな時間帯なら、、お弁当を持ってきて友人と雑談、
なんていうのも楽しそうです。
気になる「トイレ近くなる対策」に
近隣のお手洗いをチェックして出掛けてみてください。
風対策と時間帯選び
いくら静かに絶景を眺められると言っても
体調を崩してしまっては元も子もありません。
冬の海を楽しむためのポイントがあります。
一つは、風対策、
もう一つは時間帯を間違えないことです。
冬場の海岸沿いは瀬戸内といえど、風が吹き荒れます。
風を通さない素材の服を必ず羽織って出掛けてください。
なお、一枚だけしっかり厚手のアウター、とするより、
何枚か重ね着するのがおすすめです。
動いて暑くなったり、日差しの加減によって
羽織ったり、脱いだりの調整ができます。
時間帯は気軽にいくなら、昼間です。
太陽が高く、日差しが暖かなタイミングを選ぶのが吉です。
朝晩は景色はいいのですが、かなり冷え込んでしまうので。
寒い時期ですが、冬の海、楽しんでみてください。