さざなみ海道は横道も楽しんで

しまなみ海道とならんでお勧めしたいさざなみ海道。

ただ、残念ながらサイクリストに、となると
お世辞にも走りやすいとは言えません。

・そもそも道がそんなに広くない
・道の端に砂が浮いている箇所が多い
・大型車が多い
・ドライバーが飛ばしがち

さざなみ海道は景色が見事なだけに惜しいのですが
ハラハラしながら走るだけでは芸がない!

というわけで、おすすめの横道を
東から順に紹介します。

安全で快適なライドにぜひ利用ください。
(西→東向き、つまり竹原→三原方面で使うのがおすすめです)


※国道185号の喧騒を逃れて@三原市須波町

須波の集落

入り口は、交差点、四堂踏切東。呉線線路側に左折して入ります。
終点は、呉線・須波駅の手前のこちらです。

写真の通り、呉線もさざなみ海道、国道185号線も
両方ともすぐそばに見える位置でありながら
幹線道路の喧騒がまったくないのが魅力です。

海を挟んですぐお向かいは、小佐木島、佐木島。
そしてその向こうには、尾道の街と因島も見えます。
街と多島美を一気に楽しめます。

幸崎の集落

入り口は、今治造船の正門向かいの場所。
終点は、呉線の踏切があるこちらです。

今治造船の迫力あるクレーンと建造中の船、
スナメリクジラの生息する海域を脇に見ながら走れます。

入り口からの坂がかなり急なので、要注意です。
地元の方が抜け道としてもよく利用します。
なるべく道路の左端を通行しつつ、
対向車には十分気をつけてください。

忠海の集落

入り口は、左手に「よしだ旅館」の看板が見える交差点
終点は、こちらです。

前半は、道幅広めですが、次第に細くなります。
中盤以降は、海のすぐ近くでありながら、
山の中の雰囲気も味わえるのが特徴です。

さざなみ海道だと海がメインのように感じられますが
少し横道にそれて、目線の高さが変わることで、
街と海、山と海が同時に楽しめるようになります。

幹線道路で周囲の車を気にしなくて良くなる分
景色をしっかり味わえるのもメリットです。

竹原、洞門の上

最後に紹介するのが、竹原市内からほど近い場所です。
入り口は、こちらで終点は、ここです。

さざなみ海道を通った場合は、洞門が三連続する場所です。
薄暗くなるため、車の動きがより気になる場所を
楽しく回避できるのがこちらの横道です。

いくつか住宅もありますが、ほとんど人が通らず
ひっそりと静まり返っているのが特徴です。

後半(竹原から三原方面に向かう前提)は未舗装部分があります。
秋から春は、落ち葉も結構たまっています。
丁寧な走行でご安全に!

 

紹介した道は、住宅地や山裾をを縫うように走っている道で
道幅も狭く、アップダウンも多少あります。
あまり人の通らない道だからこそ、
うっかり急に飛び出してくる地元民がいるかもしれません。

ですので、くれぐれもスピードは控えめに。
グループでのお出かけでも横並びは厳禁です。

ゆったりと安全に横道を楽しんでください。

 

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