朝起きて、家の外に出る。
少し前まではそんなの平気だったのに
えいや!と気合いが要るようになりました。
ピリッとした空気は心地いいですけどね。
ランニング、サイクリングが日課というより日常。
そんなわたしでも、「お布団峠」を越えられない日があります。
とはいえ、ずっと屋内にいるとなんだかスッキリしません。
やる気に頼らず、自然と外に足を向けられる。
私なりのコツをまとめてみます。
参考になれば幸いです。
※クリアな冬空に見事な樹勢のイチョウ@三原市
ウォーキング・ランニングで温めてからお出かけ
この時期のいちばんの敵はなんでしょう?
わたしの場合は「寒っ!」と思って体が固まることです。
なので、我慢や謎のやる気で解決ではなく
何よりも物理的に温めることにしています。
・お風呂で温まる
・暖かな服装にする
はもちろんですが、
さらに効果的にするならできることがあります。
それは、お出かけ前に、少しでもいいから歩く、走ること。
まずは最悪、外に出なくても、家の中で一回と2回を往復するのもありです。
ちょっと庭先まで気温を確かめに出てみる。
ゴミ出しだけ行ってみる。
ほんのちょっとでいいのです。
わずかにでもいいので、体が温まったら
もう少し長めにご近所をぐるっと一回り。
そうこうしているうちに、体温もじわりと上がり
本番のお出かけへの心理的ハードルが下がります。
さあ、今から10キロランニングだ!とか
よし、100キロサイクリングだ!と
いきなりお布団から屋外へ飛び出すのはお勧めしません。
一見遠回りですが、徐々に体を慣らすのがコツです。
温かい飲み物を飲んでから外へ
二つ目は、温かい飲み物の力を借りることです。
自分の内側から温めるだけでは限界があります。
お茶でも、お湯でも、コーヒーでも。
お味噌汁やスープ、ぜんざいというのもありでしょう。
なにかお気に入りの温かいものでほっと一息。
その後に外気に触れるのとそうでないのとでは
体感気温が雲泥の差です。
ギリギリまで寝ていたいんじゃ!
という方もおられるでしょうが、
ぜひいちど時間のゆとりを作って試してみてください。
なお、さらにあたたか効果を高めたいなら
飲み物に生姜パウダーを仕込むのもマルです。
重ね着の工夫
最後はやはり重ね着です。
一枚厚手の服を着るより、中程度の厚みのものを2枚重ねる。
その方がずっとあたたかになります。
空気の層が間にできて、保温効果を発揮するからです。
・長袖に防風ベスト
・あえてのゆったりめパンツの中にタイツをしこむ
・夏用手袋に重ねて冬用厚手の手袋
・長袖の下にアームカバーも追加
など、いろいろやり方はあります。
ご自身の体感とその日の気候に合った
重ね着の工夫を試行錯誤してみてください。