瀬戸内しまなみと言えば、海を連想する方も多くいらっしゃるかもしれません。
確かに穏やかな瀬戸内海は眺めるもよし、遊ぶにもよしですが、
お山も忘れないでとお伝えしたく、しまなみ地域の山の魅力をご紹介します。
- 景色が抜群
- 鬼体力でなくとも楽しめる
- 街からのアクセスがよい
※尾道水道の夜明け@浄土寺山展望台
景色が抜群
1つ目は景色が抜群であることです。
海抜ゼロからの眺めになるので、標高以上に達成感のある絶景を山頂から楽しむことができます。
写真は尾道の街の東にある浄土寺山から見た夜明けの様子ですが、
これがわずか標高179メートルからの風景とは信じがたいのではないでしょうか?
浄土寺山からは、しまなみ海道の島はもちろん、隣町の三原やその先の竹原方面、
さらには四国山脈まで眺めることができますよ!
港町の朝は早いです。
尾道水道をゆきかう船、朝の光に包まれる街を眺めにいつもより少し早く起きてお散歩してみませんか?
鎖場登りで有名な場所ではありますが、徒歩で気楽に展望台までアクセスするルートもちゃんとありますのでご安心を。
鬼体力でなくとも楽しめる
しまなみ地域には、山頂近くまで、場合によっては本当に山頂目の前まで
車やバスでアクセス可能な山が多くあります。
そんなのは無粋だ、、面白くないとのご意見もあろうかとは思いますが、
健康上の理由で長い距離を歩くのが辛い方にも負担少なく楽しんでいただきやすいのが大きな利点です。
体力がある方は、麓から自分の足でフルに登ることももちろん可能ですので、
例えば体力がバラバラのグループであっても、それぞれ自分の脚力に合わせてアクセス方法を変えることによって
皆がむりなく楽しむことができるのも魅力です。
体力が似たり寄ったりのグループだけでなく、
小さなお子さんやシニアのかたとも一緒に楽しみたいときに優しいしまなみです。
街からのアクセスがよい
3つ目は街からのアクセスが良いことです。
山頂からの眺めは確かに絶景だけれど麓の街までもめちゃくちゃ時間がかかってしまう、
なんていう場所はたくさんありますが、しまなみ海道の山々は違います。
大動脈の高速道路を使うにしろ、縦横無尽に張り巡らされた船路線を使うにしろ、
とにかくふもとまでのアクセスが便利なので、さくっと、気軽に登山を楽しむことが可能です。
まとまったお休みが取りにくい方や、急にぽっかりと空いた予定を何かに使いたいときに特にオススメです。
紀伊山地や信州のようなどこまでも果てしなく続く山並みは、しまなみ地域では残念ながら望めませんが、
山の向こうに海、その向こうにまた山というミルフィーユ的な、この地方ならではの眺めを味わいにお越しください。