冬こそ山登りを楽しもう

雪がちらつく寒さの中、
佐木島の大平山(たいへいざん)を山歩きしてきました。
標高300メートルに満たない可愛らしい山なので
登山、というとちょっとおこがましいような?

その話をすると、口々にこんな寒い中!
と驚かれるのですが、冬だからこそ山歩きはおすすめです。

冬の山行きの利点はいくつかあります。


※冬場はちゃんと道が見えます@三原市

虫がいない

まず、なんと言っても虫がいないこと。

人によっては、いちばんのストレスポイントが激減するのは
かなりの魅力ではないでしょうか。
わたし自身もそうですが。

山路を歩いていて、蜘蛛の巣に引っかかる率もほぼありません。
夏であれば、毎日通ったとしても、また翌日に復活、
なんてことあるのがいっさいないのは快適です。

メマトイと呼ばれる耳元でうるさいあの虫もやってきません。

足元が見えやすい

二番目に、安全確保がしやすいことです。

虫もそうですが、植物も元気もりもりになる温かい時期。
足元の段差や、滑りやすいところ、そして大きな岩。
こういった危険箇所を、おおいしげる植物のおかげで
ついついうっかり見落としてしまうことがあります。

シダ類
ススキ
つる性植物

冬場であれば植物の勢いが多少なりとも落ちているので、
茂みも深くなく、見通しもよく、歩きやすくなります。
広葉樹の林なら葉が落ちているぶん、陽の光を通し明るいです。
隙あらば伸びていくイバラに行手を阻まれることも
ドキドキしながら掴みどころを探すことも激減します。

遠くまで眺められる

そして、冬場は総じて空気が澄んでいるので、景色がクリアです。

お天気の良い日にしまなみの山に登れば、
はるか100キロ先の四国山脈が見渡せます。

雲か山脈か。
まるで絵画のようなタッチで遠くにそびえる山々。
特に冬場はクリアに見えて、神々しいです。

あの山は何かな?
と思ったらAR山ナビで確認してみてください。
思わぬ山が見えていることもあり、面白いですよ。

 

安全が確保しやすく、景色も楽しめる。
冬の山歩きはおすすめです。

瀬戸内しまなみなら、ほんの少しの標高で
結構登ったな!と思えるのでお得です。
200メートル級で500メートル級くらいには見えるかな?
と個人的には思っていますが、いかがでしょうか?

なお、この辺りは比較的温暖な地域ではありますが、尾根伝いに歩くとさすがに寒いです。
風がもろにあたりますから。
防寒対策をしっかりして、ぜひ遊びにきてください。

 

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