「いつも楽しそう」
「のびのび生きてるね」
ありがたいことに、そう言っていただけることが増えたわたしです。
そして、何より自分でも今の自分のやり方がとても気に入っています。
しかしながら、幼少時から学生時代までは全くもってそうではありませんでした。
社会人になって少し改善されるも今の状態からすればまだまだ。
こうしなければダメだ
普通ならこうする
みんなと違うなんてよくない
そんな考えのもとに、自分にいつもダメ出しをしていました。
ちなみに、いつもしんどそうね、と言われることが多かったです。
あとは、何やっててもつまらなさそうにしてる、とか。
とほほ。
いわば、ちょっとした暗黒時代だったわけです。
そこをなんとか切り抜け、光明が見えてきたのはようやくここ数年のこと。
不惑、と言いますが、昔の人はよく言ったものだと感じます。
少し楽に生きられるようになった、思考の変化を書いてみます。
参考になれば幸いです。
※海辺で見つけた海藻で遊んで楽しんでます@佐木島
嫌なことを徹底的に排除する
まずは、嫌なことはしない、です。
これは最も勇気のいる決断でした。
世間の常識では・・・
会社の当たり前
前例がないでしょ
そんなことする人いる?
外部からのコメントにも、自分の意識にも、真っ向から挑むわけですから。
でも、人生は嫌なことで埋めるほどゆとりはない。
思わぬことが起こって、好きなようにできなくなる可能性がある。
そう確信して以降、一つずつ、ときにそっと「嫌なこと」をやめていきました。
ちなみに、やれるうちにやれることを、と思ったきっかけ。
それはわたしの母が69歳の若さで認知症となったことです。
仕事を離れたら、好きなことをして暮らすんだ!
意気揚々としていた母でしたが、その夢は叶わず。
体が元気でも、頭がしっかりしていないと自由が効かない。
そんな姿を目の当たりにして、時間の有限を意識した次第です。
自分の感覚を大事にする
二つ目は、あくまでも、常に自分を主語にして行動すること。
人間が社会的な動物である以上、他人との関わりは避けられません。
だからと言って、いつも誰かの目を気にしてしまう
周りに「どう思われるかな」が行動基準になる。
それってちょっと違うよな、と思うようになりました。
他人や世間のために時間を使うほど人生は長くないです。
わたしのように、20代で親の介護が突然入ってくる事だってあるんです。
自分がいくら元気でも、家族に何かあるかもしれない。
自分だって、ある日突然、不慮の事故に遭うかもしれない。
そう思うと、人の目なんて気にしていられなくなりました。
人が勧めるからと言って、無理にやることはしないし
付き合いだからと好みの合わない場所に行くこともしません。
普通は、ではなく、自分は、で生きてみませんか。
当者比の成長に注目する
三つ目は今なお修行中の事項、人と比べない、です。
つまり、当者比の変化や成長に注目することです。
同じ時期に独立したけど、彼女はすごくうまくいっているな
この夏結構追い込んでトレーニングしたのに、彼にはまだ勝てない
など、ついつい他人と比較して焦ってしまうことがあります。
それを以下のように、良かったことかつ、
自分の中での変化に着目するようにしました。
数年前なら、雇われの身しか考えられなかったのに、
独立できたなんて、やるじゃん
暑いのが苦手だったのに、今年は追い込めたなあ
と言った感じで。
できないこともできたこともあげればどちらもキリがありません。
同じキリがないなら、できたことを見た方が気持ちよくいられます。
自分基準でマイペースに心地よく、生きてみませんか?