田舎あるある、多少なりとも避けては通れない。
そんな草木との闘いを楽しむマインドセットをお話しします。
昨年夏、庭掃除一式20万円と言われ
ならばわたしがやる!と火がついて約一年。
この時期は特にひと雨ごとにぐんぐん伸びるので
戦いは壮絶ですが、それなりに楽しく闘っています。
道具、薬剤に頼るということはもちろんしています。
田畑に影響しないところは草からし(顆粒タイプ)を使ったり。
ただ、本日は気持ちの面で快適に乗り切る方法を
自分なりの試行錯誤の結果から考えてみます。
※瀬戸田のおうちの入り口にはツツジが見事に咲いています@尾道市
おしゃべりしながらやる
最も効果があったのが、おしゃべりしながら手を動かすことです。
一見効率が悪いようにも思えますが、
同じ時間の作業でも疲れ方がまるきり違います。
いつの間にか終わってた、ということも多々。
我が家は幸い、周りの畑が別の方のものなので(自分のではない)
そこで農作業をしている近所の方が、たいていの場合おられます。
彼らがいるタイミングで、わたしも家の周りの掃除をするようにしています。
もし誰もいなかったら、友達とLINE通話ですね。
無言で黙々とはしないようにしています。
ちょっとした世間話をしながらだと適度に力が抜けるのがいいのでしょう。
集中しすぎは良くないのだなと感じます。肩も無駄に凝ります。
6年近く空き家にしていた生家の周りなので
近隣の方と顔を合わせてお互いの状況を把握できるメリットがあります。
結果、双方ともに安心感につながると感じます。
ゲーム感覚でやる
二つ目はゲーム感覚で闘うことです。
区画を決めて、予測終了時間を考えて取り組んでみたり。
1時間でどこまで綺麗にできるか試してみたり。
ただの作業にしてしまうと苦痛なのですが
結局同じことをやっていても力を抜いて取り組むと案外辛くありません。
トゲだらけの木には流石に閉口しますが・・・
特に話し相手がいなくて一人でやるときがあれば
音楽をかけてその間にここまでやる、などと決めることもあります。
なりわいにするつもりでやる
三つ目に、やる気が爆上がりしたのがこちら。
これでお金をいただくなら、と思って作業を眺めてみました。
力をいかにかけずして、最大限効率化するか。
自分で主導権を取りつつ、相手に喜んでもらえるか。
そう考え始めると楽しくなってきました。
一回で取り切らずに、複数回に分けたら負担が減らせるし
リピートにつながるかも?なんて思ったり。
同じやるなら草の抜きやすい雨の翌日にできるように
こちらで日取りを決められるのがいいな、とか。
この庭なら、どう片付けるかな?
そんな気持ちでときどきよその家の庭を眺めています。
草刈と外構掃除は嫌で仕方ない作業ナンバーワンだったのに、
人の家の庭を見て楽しめるようになったとは笑えます。