怪我なくサイクリングを楽しむには

楽しいサイクリングも、ケガをしてしまっては台無しです。
自分であっても、巻き込んで他人であっても。

安全にサイクリングを楽しむため
押さえておいたら良いかな?
と思うことを書いてみます。

ご近所ポタリング中に顔面から落車し
顎を7針縫う大怪我をしたわたしがいうと
説得力に欠けるかもしれませんが。


※ほとんど交通量のないところでも、左側通行・一列で安全に@北塩原村

交通ルールをしっかり守る

まずはなんといっても、交通ルールをしっかり守ることです。
そんなの、当たり前でしょう、と思われますか?

しかしながら、実際には徹底されていないことも多いです。

例えば

・左側通行していない(逆走)
・一旦停止していない
・周囲未確認のまま進路変更する
・並列走行している
・暗くなってからの無灯火

あたりは、うっかりやらかしていることもありませんか?

しまなみ海道でグループ走行していると
ついついおしゃべりに花が咲き、
並列走行してしまったために狭い場所での離合でヒヤリ。
思い当たる節がある方もきっといるでしょう。

海外からの観光客で盛り上がるしまなみ海道だと
右側通行の国にお住まいの方が、悪気なくうっかり逆走してくるかもしれません。
ご自身が無茶な走行をしていなければ、かわせますが
おしゃべりに夢中になってもしよそ見をしていたら・・・
いうまでもなく危険です。

ご近所で転倒ならまだマシですが、旅先でとなると大変です。
基本の交通ルールはしっかり守りましょう。

ゆとりある計画&臨機応変

二つ目には、計画にゆとりを持たせることです。

あれもこれもと欲張ってしまうと、焦りがちです。
そして無理して疲れて判断力が鈍ったところで
普段では考えられないようなミスをする可能性があります。

サイクリング旅でしまなみ界隈を訪れる方なら特に
普段以上にゆとりのあるペースで計画してみてください。
具体的には、住んでいる地域を回る場合の8割くらいのゆるさであれば
土地勘のないことも含めカバーできるのでおすすめです。

また、途中で何かあれば、柔軟に計画変更してください。
せっかく遠くまで来たのだから、色々回らなくちゃ損。
そうなりがちな気持ちはわかりますが、
ケガをしては元も子もありませんから。

船を活用

三つ目は、しまなみ地域だからこそできる特権、
船を足として活用することです。

・以前来たときより風が強くて思うように進まない
・お天気が崩れそうでハラハラ
・連れてきたこどもがぐずり出した
・ついついお店で長居して次の目的地までの移動が大変

そんな時には船の利用を考えてください。
最盛期に比べると随分寂しくなりましたが
船の交通網が充実しているしまなみなら
上手に船でのワープで予定外を吸収可能です。

路線によっては、サイクルーズパスが使えますので
ぜひ活用して、旅を楽しんでください。

 

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