柑橘を年に3度楽しむ

旅でも暮らしでも、しまなみで過ごせば、
柑橘を年に3度はしっかり楽しめます。

美味しくいただくだけではない
柑橘の楽しみをぜひ味わいにきてください。

そんな視点があったか!
と思っていただけたら嬉しいです。


※道にはみ出る柑橘。実りの冬です。@佐木島・三原市

濃厚な香りを楽しむ

実は柑橘って、春にも楽しめます。
そういうと、結構な確率で驚かれます。
柑橘の出回る時期は秋から冬にかけてですから。

晩春に楽しめるのは、ズバリ香りです。
時期でいうと、ゴールデンウィークが明けて
そろそろ梅雨かな?と心配し始めるまでの頃です。

この頃は、しまなみ全体が柑橘の花の香りで満たされます。
それもめちゃくちゃ濃厚なんです。
濃厚のレベル感でいうと、デパートの香水売場に匹敵します。

時期的に祝日もないため、
あまり外には知られていないのが現地民としては残念です。
時間の融通が利きやすい方には、
ぜひ、大自然のアロマテラピーを体感して欲しいです。

同じシーズンには、4−5月ごろまで、あえて収穫せず
しっかり熟成させた柑橘をいただく、
というパターンもあります。

甘味が凝縮しており、いちど食べると病みつきになります。
もし、樹成完熟(きなりかんじゅく)の名前がついた柑橘を
見かけたらぜひ試してください。

風景のシトラスカラーを楽しむ

次は、眺めて楽しむ柑橘の話です。

収穫時期である、秋から冬にかけての楽しみです。
青い空、青い海にはえる黄色や緑の点々が
島内だけでなく、沖をゆく船からも眺めることができます。

鈴なり、という言葉がありますが
まさにその言葉の通り、木が山が島がシトラスカラーに染まります。
明るい色なので、ウキウキする効果がきっとあります。

なお、みかんやレモン、はっさくが玉になって木にぶら下がるのは
実は結構早いタイミングで、真夏のうちです。
ただ、この時期だと色が葉っぱと同じ濃い緑なので
近くまで寄って目を凝らさないとちょっと発見しにくいです。

食べて楽しむ

最後は、やはり口にして楽しむことです。

生のままでももちろん良いですし、
たくさん手に入ったときにも楽しみかたが無限にあります。

今年の柑橘シーズンは始まったばかりですが
今の所、こんな感じで楽しんでいます

・ゆず胡椒とゆず塩作り(塩と材料を混ぜるだけ)
・レモン胡椒とレモン塩作り
・ドライレモン作り(輪切りにして天日干し)
・ゆずポン酢作り(柚子胡椒に使った実を絞って)
・気の早い柚子風呂
・レモン水(お出かけの時の水分補給に)

まだまだ美味しい柑橘が手に入りそうなので
お菓子系統にもトライするつもりです。

 

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  1. Lazuli
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