こうあるべき、からはみ出すことを
もっともっと楽しんでもいいんじゃないかなと思います。
私自身が母の介護一旦終了を機に、自由に生きたいと強く思い
意識的にはみ出してみた結果、その後約6年とても快適に過ごせているからです。
そもそも、自分でははみ出すと思っていても、周りから見たら大したことでなかったりします。
結局のところ、自分が勝手に壁を作っていることの方が大多数ではないでしょうか。
わたしの最近のはみ出しは飲食業への進出です。
飲食なんて素人がやるもんじゃないと長年思っていましたが、
良い機会があったので、挑戦してみようかなとやってみたわけです。
※座布団から大幅にはみ出す猫@佐木島
何より自分が楽
はみ出した方が楽だから、お勧めしたいと言うのが1番です。
自分で限界を作って枠の中にはめていると、常にこうしなければならない、とか
こうあるべき、にとらわれてばかりになります。
自然体ではなく無理が生じるので、常に何か足りない意識になってしまいます。
それを止めて自分を縛っているものからはみ出してみませんか?
すると、それがいいんじゃない、と納得できることが多いはずです。
わたしの場合は、失敗恐怖症でした。
なので、最初からうまくやれることでなければダメだ、と思って
自分が本当にやりたいことをあまりやらずに来ていたのです。
それを少しずつ解放して、まぁ失敗しても死なないし、位に持ってこれたいま、
とても気持ちが楽になりました。
そして何より色々と経験が積み上がっていくのが楽しいです。
はみ出した先にも世界はある
こうあるべきに囚われ、失敗を極度に恐れていた頃は、
うっかりそこから先に行ってしまうと、闇というか世界がないような恐怖感がありました。
写真の愛猫は座布団の位置なんか全く気にせず、おしりから下を完全にはみ出して寝ていますが、
座布団の上に乗らなければなんて、彼は1ミリも思っていないはずです。
これと一緒で、大丈夫です。はみ出した先にもちゃんと世界はあるのです。
自分が手を伸ばすからそこに世界がある、くらいの気持ちで良いのです。
会社員以外できっこないと思っていたわたしでしたが、
自分ができそうなことをちょっとずつやってきました。
そして今、まぁ生きていけるかなと思える位のところまで来ています。
勤め人でなくなったらお先真っ暗なんて思っていた時代がもはや懐かしいです。
問題なんてほぼ起こらない
はみ出したら何か怖いことが起こるんじゃないかと不安もあるでしょう。
何を隠そう、わたし自身もそうでした。
でも問題なんてあまり起こりません。
ちょっと遠い親戚とか、隣の部の先輩とか微妙な外野が多少騒ぐ事はあっても、
その人たちが言ってるほどに困り事が発生するわけではないのです。
絶対苦労するから会社辞めるな、
とかつてわたしも言われました。
今のところ平和ですが。
できる範囲で、少し、はみ出してリラックスしてみませんか?