動物と暮らしたいけれど、旅にも出かけたい。
一人暮らしだけど、モフモフとの暮らしを諦めたくない。
そんな方はしまなみに来たらより過ごしやすいかもと思っています。
実は先日自転車の大会に参加するため、三泊四日で福島まで出かけてきました。
このときの愛猫のお留守番どうする?
問題について、試行錯誤の結果(右往左往とも言う)をシェアします。
もともとは島暮らしの先輩方に、交代で我が家(仮住まい)に様子を見に来てもらう予定でした。
ところがわたしが急遽、本土の実家に引き上げたためこの算段が破綻しました。
本土のほうが昔からの知り合いも多く、頼み先候補の母数があるし、サービスも充実している。
そうタカをくくっていたのが間違いでした。あちこちにあたるも撃沈。
どうしよう、旅を諦めるか?
との考えもよぎる中、ベストを求めず少しでもマシな方を、と考えて出した答え。
それは、二日間はひとりで留守番、残りは大阪から娘に来てもらう、でした。
愛猫は多少ご機嫌を損ねたものの、寂しすぎることなく過ごせたようなので結果よしとします。
(全く粗相しない子なのに、和室の畳の真ん中に落とし物が!)
※お家でまったり
機械を駆使する
まずは、できる範囲での機械頼みです。
注文したらすぐ手配してくれるAmazonには大変お世話になりました。
ひとりでの留守番が長期間に及ぶことになったので、循環型の給水器と自動給餌器を用意しました。
我が家ではお水の交換は朝晩ですが、そこは我慢です。
残念ながら我が愛猫は、購入済みの自動トイレとは相性が悪く、
使えないのでここは辛抱してもらうことにしました。
せめてもの、ということで、給水力が高いペットシーツをセットしていきました。
ペットカメラは今回利用しませんでしたが、安心感を保つには良い方法ですね。
自動給餌器についているものもあるようです。
知人友人に頼る
機械でカバーできないところを人に頼りました。
さすがにほぼ三日間まるまるひとりでの留守番させるとなると気が気ではないです。
そして娘がたまには愛猫に会いたい、と言っていたのを思い出して、
もし都合が合えば来て欲しい、と頼んでみました。
遠いので、という遠慮はかき捨てました。
幸いなことに期間中1日半は時間があるとのことで依頼しました。
すべての期間頼めるならそれが最高ですが、一部日程でも来てもらえるなら、愛猫からしたら安心なのでよしとします。
そして、恥を忍んで、近所の方にも頼んでみました。
あまりにも直前で急だったのでダメ元だったのですが、
なにかあれば頼ってください、と返され、非常に心強かったです。
現在滞在している実家は玄関をスマートロック化していません。
なので、鍵受け渡しの都合により、最終的には依頼をしなかったのですが
物理的に近い方にお願いしてみるものだなと思った次第です。
ペットホテル、保護団体に頼る
お金を出してどこかに預けることをもちろん検討しました。
島暮らしではできなくても本土では普通にできること、
それがペットホテルや動物保護団体さんの提供する一時預かりです。
都市部よりもお手頃に預かっていただけるところが複数あることがわかりました。
街中だと1泊10,000円前後で人間並みのイメージでしたが、
この辺ではなんと3分の1から4分の1程度でサービスが提供されているようです。
ただ、過ごす場所の広さを考えたときに猫には不向きと感じたために、
今回は利用するに至りませんでしたが、緊急避難先としてはアリです。
近しい方に留守中の猫のお世話を頼んだときに、自分がペットと一緒に暮らしている人もそうでない人も関係なく、
ほぼ即答で快諾してくれた島はあらためてものすごい場所だと感じています。
コンビニがない。夜営業の店がない。船でしかいけない。
でも、そんな不便がかすむほど暮らしやすい面もある。
そのことに気がつけて収穫でした。