築60年を超える建物で過ごしていると
日々何かしら困ったことが起きるもの。
・外れかけた雨どいを屋根に登って補修
・伸びまくった植栽を剪定
・モクレンの枝落とし
・駐車場屋根の補修
・引き戸のがたつき調整
そのくらい、業者にお願いしてもいいのでは?
と思われそうなことも積極的に自分でやるようになりました。
最初はおっくうかつおっかなびっくりでしたが、
いざやってみると思った以上に楽しみがありました。
※障子の向こうからこんにちは!寒い!@三原市
しくみがわかる
まずは、モノや商売の仕組みがわかるのが楽しいです。
扉ってこういうふうについてたんだ!
フスマの構造って面白い!
この作業でこれだけいただけるなら、わたしもやれるかも?
などと発見があります。
ちなみに、三番目は、障子の張り替えで思ったことです。
近所のホームセンターでサービスの取り扱いがあります。
一枚の張り替え手間賃は、4,000円超。
一番手頃な素材を選んでも、です。
それに対し、自分でやると最強素材16枚で材料費が約10,000円。
所要時間は正味半日といったところでした。
(手先は器用な方です)
商売としては、悪くなさそうですね。
自信がつく
二つ目は、試行錯誤してやってみることで
できた、という自信につながることです。
もちろん失敗することや失敗スレスレもありますが、
それも含めて経験値を上げられるのは嬉しいものです。
障子の張り替えでいうと、猫の花火くんが
張りたてほやほやの障子にジャンプ!したことでしょうか。
おかげさまで一枚、おじゃんになってしまいました。
でも、作業場を開放していたわたしが悪いのです。
人間がゴソゴソしていたらそりゃ遊びたくなりますよね。
こんなことできるんだ!が積み上がるのは貴重です。
その一つ一つがたとえちいさくても
自己肯定感が少しずつ上がり前向きになれるのでおすすめです。
好きなようにできる
三つ目は、他人との調整が不要なことです。
だからこそ、重い腰が上がらない、というのもありますが。
業者にお願いすると、希望のタイミングでなかなか作業できません。
立て込む時期だと、そもそも予約すら難しいこともあります。
でも、自分でやれば
・好きなタイミングで
・途中休憩も自由で
・好きな素材を好きなように使って
何もかもが自由です。
おまけにBefore After写真も貼ってみます。
明るい方が張り替えた方です。
部屋の雰囲気がパッと明るくなりますよね。
ほんまかいな、と思っていましたが、
暖房効率アップにはてきめんでした。
ちゃんと指定した温度まで上がります。
(山間地なので、暖房なしだと部屋の温度がマイナスもありえます)
一年を通して断熱効果もあるようなので
夏の暑さが少しマシに感じられるのを今から期待しています。
分業も便利ですが、自分の手と頭を動かしてみるのもいいですよ。
いけそうだな、と思えるところから試してみてください。