海遊びだイェーイ!
そんな時期はそろそろ終わりですが、
(既に終わっているかもしれませんが)
10月いっぱいまでは海に入れる(入ろうと思えば)しまなみです。
ですので、気をつけるべき海のいきものについて書いてみます。
より危険な順番ではなくて、遭遇する確率が高い順です。
※オコゼがいるかも?な浅瀬@三原市
砂にひそむオコゼに注意
1つ目はオコゼです。
刺身もよし、煮物もよし、唐揚げに至っては最高。(個人差あります)
食べるととってもおいしいのですが、踏むと大変!
場合によっては救急車で病院送り。
そんな生き物がオコゼです。
ですが、踏んでしまいそうなところにいるんですよね。
そういういきものに限って。
彼らの生息域は、背の立つくらいの砂浜の浅瀬。
しかも砂によく潜っています。
なので、すみかが海水浴客と完全にバッティングです。
そしてかくれんぼの名手と言われるだけあってぱっと見にはわからないほど上手に隠れています。
まずは、オコゼのよくいる場所、過去の事故情報を入手すること。
そしてそういった事例がない場所であっても、なるべく裸足で海に入らないように、
マリンシューズやフィンで防衛をしてください。
カキ殻にやられるべからず
2つ目は、広島名産の食材、カキです。
こちらも食べると非常においしいのですが、扱いを間違えると悲惨な目に遭います。
海遊びの時に、岩場や岸壁近くにいくときは特に注意してください。
素潜りやダイビング、釣りといったアクティビティーが該当します。
海に入らずとも岩場を歩いたりするだけの方も同様です。
瀬戸内は牡蠣の養殖で有名ですが、岩牡蠣もいます!
わたし自身が、かつてやらかした大失敗は、岩場での転倒で、
うっかりカキ殻の上に手をついてしまったことです。
大潮の干潮時のことでした。
瀬戸内海は干満差が大きいため、普段海の中にある岩場も干潮時にはその姿を表します。
当然その辺は完全に乾くことがなく微妙に湿っています。
不用意にバランスを崩すと滑りやすいのですが、そこを調子に乗って走るという愚行をしてしまいました。
楽しいはずの遠足で流血し涙目・・・
しかも、利き手の右手のひらでしたので、しばらく苦しむこととなりました。
なんとも痛い思い出です。
お気をつけください。
サメ、実はいます
3つ目は頻繁でこそ無いものの、サメもでるかもよ?
と言うお話です。
瀬戸内海は平和で外の世界から隔てられていて、そんな危険な生物はいない。
かと思いきや、そんな事はありません。
外洋から獲物を追いかけて迷い込んだとおぼしきホオジロザメが、
2022年にニュースになっていたこともあります。
ここには居ないからと安心はしないでください。
もしかしたら、と心の片隅に置いて、しまなみで海遊びをしていただければと思います。
余談ですが、お肌の敏感な方は、プランクトンも敵になりえます。
海水に入った部分が真っ赤になりひたすらにかゆい。
痛いのももちろん辛いですが、かゆくて痒くてたまらないのも不快で辛いですよね。
場合によっては眠れなくなることもあるでしょうし。
何か異常を感じたときにはもったいない根性を発揮せずにすぐに海から上がる、
撤退の勇気を持つことをお勧めします。